フランス生まれの冷凍食品専門店として人気の「ピカール」。これまで、南青山、麻布十番、中目黒に店舗を構えていたが、4つ目の店舗となる代官山店が10月4日、渋谷区代官山町にてオープンした。国内の店舗では初めて本格導入したというイートインスペースなど、店内の様子を取材してきたので早速紹介しよう。

店内のワークショップで作るパンプキンパイ

クリスマスまでに約300商品の品ぞろえ

代官山駅を降りてすぐ、代官山アドレスの中に店舗をかまえた「ピカール代官山店」。店内には三方から光が差し込み、窓からは緑も見える。買い物しているだけで気分が上がりそうなロケーションだ。

ピカール代官山店

店内には現在230ほどの商品があり、クリスマスまでには300弱の商品がそろうという。パンやデニッシュ、野菜、肉、デザートなど、幅広い品ぞろえが魅力となっているほか、料理と合いそうなワインなども並び、食卓のイメージをふくらませてくれるだろう。

店内の様子

イートインスペースではワークショップも

そして何より代官山店の最大の特徴は、中目黒店で試験的に導入していた「イートインスペース」を本格導入したことだ。「ピカールの良さを知ってもらうため、商品を試していただくことを主眼に置いている」と語るのは、ピカールを運営するイオンサヴールの小野倫子 代表取締役社長。コーヒーやカフェラテ、絞りたてのオレンジジュースなど、飲料を販売するほか、購入した商品をその場で食べることもできる。

飲料の販売を開始

イートインスペースではWi-fiや電源の利用も可能

またイートインスペースでは、商品のおいしい食べ方を提案するデモンストレーションや食事を楽しむためのワークショップなどを開催するとのこと。当面は、月1回程度の頻度でイベントを企画していくそうだ。

この日行われたパンプキンパイを作るワークショップの様子

10月オープンの品川シーサイド店に加え、年内には都内にもう1店舗を開く予定のピカール。今後も首都圏をベースにオープンを進め、その他の地域ではネット販売を強化していくという。

同店の営業時間は11~21時。オープン特典として10月4日、5日は冷凍食品を購入した先着50名にオリジナルタンブラーをプレゼントする。