愛媛県は9月21日、エバー航空(本社: 台湾)による連続チャーター便を11月11~28日まで、松山=台北(桃園)線で運航することを発表した。エバー航空による松山空港へのチャーター便は今回が初であり、桃園空港から松山空港への10往復を運航。今回は台湾側のインバウンドのみの利用となる。

桃園空港から松山空港への10往復を運航(写真はイメージ。松山=台北(桃園)線にはエアバスA321を導入する)

愛媛県と台湾はこれまで、台北市や台中市などとの自治体間交流をはじめ、道後温泉と北投(ぺいとう)温泉との交流協定、高校の姉妹校提携、JR松山駅と台北の松山(しょうざん)駅との姉妹駅締結、しまなみ海道と日月潭(にちげつたん)との姉妹自転車道提携など、官民の枠を超えた幅広い分野での交流を実施。2013年10月には、8年越しの交渉を経て、松山・松山空港を結ぶチャーター便が実現した。

愛媛県知事の中村時広氏は、「今回が成功すれば、インバウンド・アウトバウンド双方の利用ができるチャーター便へと、そしてその先に定期便へというふうにつながっていくものと信じておりますので、ぜひ今回のインバウンド客のチャーター便を成功に導きたいと思っています」とコメントしている。

機材はエアバスA321(184人乗り)を使用。運航は11月11日、12日、15日、16日、19日、20日、23日、24日、27日、28日の10往復を予定している。