南海電気鉄道は「鉄道の日」記念行事として、千代田工場を一般開放する「南海電車まつり 2017」を10月28日に開催する。当日は難波駅から会場まで、8300系による臨時直通列車を運転する。
今年の「南海電車まつり」には、ピンクの車体で鯛をイメージした「めでたいでんしゃ」が初登場。鯛や海のイメージで統一した車内の様子も見学できる。
工場内では整備中の電車や車両部品、車両吊上げ実演などが見学可能。普段なかなか見られない軌陸車・電気検測車などの保守・点検用車両も間近に見ることができる。物販ブースでは、南海電鉄および鉄道各社の鉄道グッズと駅弁などを販売。子供向けの催しとして、車内放送などが体験できる「子ども車掌体験」もある。
臨時直通列車はイベント当日に片道のみ運行。9時9分に難波駅を発車し、9時49分に千代田工場に到着する。乗車料金は記念乗車証とオリジナルボールペンの特典付きで大人1,000円・こども500円。乗車にはインターネットまたは電話での申込みが必要で、インターネットは9月29日10時から10月5日17時まで「南海電鉄ぷらりたび」ページで180名募集。電話受付は10月10日から11日まで30名を募集する。先着順で定員に達し次第、締切となる。