お笑いコンビのトータルテンボス、千鳥、平成ノブシコブシがこのほど、都内でAmazonプライム・ビデオの新バラエティ番組『特攻(ブッコミ)フルスインガー』(第1・2話11日配信開始、以降毎週金曜更新)の会見に臨み、それぞれ意気込みを語った。

トータルテンボスの大村朋宏

同番組は、日本のバラエティの面白さを世界に発信すべく、トータルテンボス、千鳥、平成ノブシコブシが、フィクサーから与えられる地上波ではできない実験的な企画に全力(=フルスイング)で挑戦するというもの。第1話は、指示されるお題を無音でやり切らなければいけない「ザ・サイレント」、第2話は心理ゲーム「人狼」をアレンジした罰ゲーム企画「罰狼」が展開される。

この日は、不祥事を釈明する記者会見のシミュレーション企画が収録されたが、会見で千鳥のノブは「(トータルテンボスの)2人の熱の入り方は人一倍すごかったです」と、不倫騒動を起こした大村朋宏をイジる展開に。

トータルテンボスは、この騒動をネタの中で笑いに取り入れたが、相方の藤田憲右は「やっぱり笑いに変えるのは芸人として必要だと思って僕らはやったんですけど、漫才師の先輩であるくわばた(りえ)さんが『笑えない』とおっしゃられたんで、ああいう時は笑いに変えちゃいけないんだなというのを、くわばたさんに教えてもらいました」と無表情で淡々と語り、大村から「くさすな!」、ノブから「『くわばたさん』って言いたいだけじゃ」と言われていた。

今回の番組は、世界に配信されるとうことで、大村は「ようやく2歳上の継母ミルナ・ボンドックに顔向けができる。ミルナ・ボンドックは日本に来てるんですけど、死別された旦那さんとの娘、義理の妹が2人いまして、ビザが取れないということでフィリピンに残ってるんで、ようやく活躍の場が見せられるということで、気合が入ってます」と複雑な家庭環境を説明しながら意気込みを表明。

藤田は「かつて笑い飯の哲夫さんと飲食をさせてもらったときに、女優のある方に「なんでお笑いをやってるんだ?」と質問をされて、哲夫さんは「いろんな人を笑かして幸せにしたい」と良い答えを言ったんですけど、「でもそれは日本国内の話でしょ? 漫才は日本国内でしか通用しないじゃないですか」と言われてバチバチにケンカになったんで、今回は世界に打って出れる」と、哲夫のリベンジも背負っていることを明かした。

(左から)トータルテンボスの藤田憲右・大村朋宏、千鳥の大悟・ノブ、平成ノブシコブシの徳井健太・吉村崇

第1話「ザ・サイレント」より

第2話「罰狼」より