7月スタートのプライムタイムの民放夏ドラマ初回視聴率が出そろい、トップは16.3%を記録した山下智久主演のフジテレビ系月9ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(毎週月曜21:00~)となった(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区 ※以下同)。

2017民放夏ドラマ初回視聴率ランキング

対象は7月スタートのプライムタイム(19~23時)に放送されている地上波民放連続ドラマの初回放送分。

『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』は、山下に新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介演じるフライトドクター・ナースたちの活躍を描くもので、前シーズンから7年ぶりに復活。放送前から注目を集め、マイナビニュース調べの夏ドラマ期待度ランキングでは断トツの1位となったが、これが視聴率にも現れた形だ。

近年、フジテレビの看板ドラマ枠"月9"は苦戦が続いていたが、同枠で視聴率が15%を超えるのは、嵐・相葉雅紀主演『ようこそ、わが家へ』の最終回(2015年6月15日、15.0%)以来、約2年ぶりとなった。

『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』の出演者たち

2位は、上川隆也主演の『遺留捜査』(テレビ朝日系、毎週木曜20:00~)で13.1%。こちらも、今作が連ドラ4シーズン目ということで、安定した人気ぶりを見せた。

そして、4位に第3シーズンとなる東山紀之主演『刑事7人』(テレ朝系、毎週水曜21:00~)、5位に松本清張原作で何度もドラマ化されている武井咲主演『黒革の手帖』(毎週木曜21:00~)が入る中、3位にコミック原作で初ドラマ化された渡辺直美主演の『カンナさーん!』(TBS系、毎週火曜22:00~)が食い込んだ。

ちなみに、『コード・ブルー』『遺留捜査』『カンナさーん!』の上位3作は、マイナビニュース調べの夏ドラマ期待度ランキングと同じ結果となっている。

なお、前クールの春ドラマは、初回で2ケタをマークしたのが11作品だったが、今クールは8作品となった。