ミュージシャンのジャガーさんが22日、千葉・海浜幕張で行われた千葉テレビ(チバテレ)のイベント「スマイルfestivalちば2017」に登場。集まったファンに、自らの楽曲をカラオケで歌うよう要望した。
ジャガーさんは1985年から断続的に、チバテレの放送枠を個人で買い取り、自身が編集、納品までした番組『HELLO JAGUAR』に出演。近年、日本テレビ系バラエティ番組『月曜から夜ふかし』で、千葉出身のマツコ・デラックスの目に止まってブレイクしたことをきかっけに、昨年度はチバテレ45周年の応援団長として活動し、今年4月からは終身名誉応援団長となったが、この就任については「全く知りませんでした」と告白した。
朝10時から行われたオープニングセレモニーには、炎天下にもかかわらず多くのファンが駆けつけ、ジャガーさんがステージに現れると、観覧の各所から「ジャガーさーん!」という声が次々に。MCのお笑い芸人・ホリは、初めて実物を見るジャガーさんに「インパクトすごい。細いですよね!」と興味津々だ。
ステージには、ミニコンサートを行った千葉県警音楽隊がおり、ジャガーさんは「本当はジャガーのバンドになってほしいわけですけど、数が多いんで養うのが大変ですね」と、即断念した。
この日は朝から気温がグングン上昇したが、宇宙人のジャガーさんは「(気温は)全然関係ありません。真冬でも真夏でも、摂氏100度でも平気でございます。少し汗は出ますけど」と無敵ぶりを紹介。ほかにも、「体脂肪が0でございます」「体温がありません」など、新たな個人情報を次々に公開していった。
その後、ステージを屋内に移してミニライブを開催したジャガーさんは「ジャガーの曲は、カラオケで今年一挙に増えまして、今全部で17曲歌えます。JOYSOUNDでございます。DAMですと2曲でございますが」と説明。「皆さまがカラオケで歌っていただけますと、カラオケボックスの方からジャガーに少しお金が来ます。どうぞ皆さまぜひ歌ってください」と、印税収入を目論んでアピールしていた。
ジャガーさんは今後、9月7日に千葉駅にオープンする東急ハンズの開店イベントに登場。さらに、9月16日に行われる「氣志團万博2017」にはオープニングセレモニーアクトとして出演予定で、「あっと驚くようなことをしたいと思います」と予告した。
朝のオープニングセレモニーでは、黄色の格好で登場したジャガーさんだが、屋内ステージでは青に変化。「ジャガーはその時の気分で色が自然に変わるわけでございます。動物で言うと、カメレオンとかですね」と解説し、ホリが「衣装チェンジですか?」と確認すると、「衣装チェンジではございません。色が変化するんです」と訂正していた。
同イベントは、あす23日まで開催。お笑いコンビ・しずるなど同局の番組出演者や、千葉にゆかりのあるタレントが登場するステージショーのほか、千葉県の食材をPRする「チバテレプロデュース勝手にご当地カレー&かき氷選手権」など、さまざまなブースが出展している。