モデルでタレントの藤田ニコル(19)が、2日に生放送されたTBS系情報番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~)に出演。8月のイベントで卒業することが決まったファッション誌『Popteen』の編集長からの手紙に感激をあらわにする場面があった。

藤田ニコル

2009年から『ニコラ』、そして2014年からは『Popteen』の専属モデルを務めてきた藤田。現在の心境を聞かれると、「8月のイベントで卒業なので実感が湧かない」としながらも、「高校を卒業したぐらいから『Popteen』じゃなくなることも含めて卒業を考えていて」「表紙とかいろいろやらせていただいて、また一から頑張りたい」と理由を明かし、「これからもっとがんばって大人の雑誌とかに行けたら」と意気込んだ。

また、「青春時代を全部『Popteen』に捧げた」と振り返り、"みちょぱ"こと池田美優や"ゆらゆら"こと越智ゆらのの名を挙げ、「ライバルであり友達でありという人たちに出会えたことが自分の刺激にもなったし、すごく楽しかったなと思います」とモデル仲間にも感謝した。

そして、吉田明世アナウンサーが森茂穂編集長から送られてきた手紙をサプライズで代読すると笑顔を見せ、「うれしい。びっくりしました」「本当に編集長と一緒にがんばってきたので」と感激。「『Popteen』は家族なので、何か違う形で恩返しできたらいいなと思います。またデカくなって帰って来れたら」「ありがとうございます」とさらなる活躍を誓っていた。

森茂穂編集長からの手紙

藤田ニコル様

楽しいこと、苦しいこと、いろいろあったと思うけど、Popteenの仲間として一緒に歩んでくれてありがとう。表紙モデルになりたくて一生懸命だったニコル。テレビに出て大活躍のニコル。ファンに囲まれて幸せそうなニコル。有名になっていくニコルを見るのが何よりうれしかった。同時に、悩んだり、疲れたりしているニコルが何よりつらかった。どうにかしてあげたいけど、自分じゃなんにもできなくて、それどころか読者のもとめる"にこるん"をおしつけていた。そんな頼りない編集長を支え、Popteenを盛り上げてくれて本当に感謝しています。ときに道に迷い、苦しいこともあるかもしれません。だけど、忘れないで下さい。藤田ニコルは1人じゃないということを。あなたには最強のファンがいます。あなたには愛してくれるご両親がいます。あなたには一緒に青春をかけぬけたモデル仲間がいます。そしてPopteenはいつでもあなたを笑顔で迎える準備をして待っています。苦しくなったら頼って下さい。その時はよき仲間として、あなたに勇気を与える存在になると誓います。

Popteen編集長 森茂穂