ユニクロは6月27日、「思春期の娘の子育て問題に関する調査」の結果を発表した。調査は4月15日~16日、小学校高学年の娘を育てた経験のあるシングルファーザー100名を対象に、インターネットで行われた。仕事と育児の両立に追われながら、シングルファーザーは娘の育児をどう乗り越えてきたのだろうか。

「娘さんを育てるにあたって困った経験」

「娘を育てるにあたって、戸惑った・困った経験はありますか?」という問いに、シングルファーザー74.0%が「ある」と回答した。特に、「娘の身体の成長」(73.0%)や「娘の心の成長」(68.9%)を挙げる人が多く、「下着を買いに行けず友達に見立ててもらった」「女の子特有のことについてどのように接したら良いかわからなかった」といった経験談が寄せられた。また、「学校行事」(47.3%)や「洋服選び・髪型」(41.9%)でも、4割超の人が悩んでいることがわかった。

「誰かに助けを求めたいと思ったか」

続いて、「小学生の娘さんを育てるにあたって、誰かに助けを求めたいと思ったことはありましたか?」と聞いたところ、36.0%が「あった」と回答した。

「相談相手」

更に、「娘さんの身体の変化に対する相談相手」を聞くと、「親戚(自分の母親や兄弟姉妹)」(44.0%)が最も多く、次いで「ママ友(子どもの友達のお母さん)」(15.0%)という結果に。一方、一番相談しにくい人として最も多く挙がったのは「元妻」で34.5%。以降「ママ友(子どもの友達のお母さん)」(22.4%)、「担任の先生」(19.0%)、「親戚(自分の母親や兄弟姉妹)」(13.8%)と続いた。

また、31.0%の人が「実際に相談した人はいない」と回答していることから、約3割の父子世帯では、父親と娘ふたりで様々なことを解決していることが伺える結果となった。