昨年8月26日に公開され、興行収入249億円を突破(2017/6/11時点・興行通信社調べ)するなど、大きな話題を呼んだ長編アニメーション映画『君の名は。』を手掛けた新海誠監督。テレビ朝日では"新海誠特集 第2弾"の放送が決定した。

新海監督の作品『言の葉の庭』(2013年公開)が7月8日(土)に、『雲のむこう、約束の場所』(2004年公開)が7月28日(金)に、いずれも"本編ノーカット版"で放送される。

■映画『言の葉の庭』 / 2017年7月8日(土) 深夜0:05~1:00
2013年公開。新海監督が原作・脚本・監督を手がけた、男子高校生・タカオと年上の女性・ユキノの淡い"孤悲(こい)"の物語。 【あらすじ】 靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた。

■映画『雲のむこう、約束の場所』 / 2017年7月28日(金) 深夜3:05~4:45
2004年公開。戦後、北海道が分断統治された架空の世界を舞台に、眠り続ける謎の病にかかってしまったヒロインと、憧れの彼女を救おうと奮闘する2人の少年を描いた物語。『ほしのこえ』に続く、新海監督2作目の劇場アニメーション映画。 【あらすじ】 日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界。青森の少年・ヒロキとタクヤは、ユニオン占領下の北海道にそびえる謎の巨大な「塔」まで飛ぼうと、自力で小型飛行機"ヴェラシーラ"を組み立てていた。二人は憧れの少女・サユリとある約束をするが、中学三年の夏、サユリは突然転校してしまう。3年後、ヒロキはサユリがあの夏からずっと原因不明の病により眠り続けたままなのだということを知る。サユリを永遠の眠りから救おうと決意し、タクヤに協力を求めるヒロキだったが……。

(C)Makoto Shinkai / CoMix Wave Films