俳優の永山絢斗と大森南朋が、テレビ東京系新土曜ドラマ24『居酒屋ふじ』(7月スタート 毎週土曜24:20~)でW主演を務めることが2日、わかった。

左から永山絢斗、大森南朋

同作は、栗山圭介による小説『居酒屋ふじ』(講談社)を実写化。中目黒に実在する居酒屋「ふじ」を舞台に、死体役しかまわってこない若手俳優・西尾栄一(永山)が、大森(本人役)をはじめとした常連客の著名人や、「ふじ」の"おやじ"が残した逸話に刺激を受けていく。

NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でキーキャラクターを演じていた永山と、数々の作品に出演している大森だが、2人とも民放連続ドラマでの主演は初。また、2人は2012年の『親父がくれた秘密―下荒井5兄弟の帰郷』(テレビ東京)以来の共演となる。ドラマでは、実際の店を本物そっくりに再現した。

永山は「豪華なゲストの方々に毎話出演していただいたり、オーディションやワークショップなど、普段見せる事のないシーンが台本に溢れているので、よく辱しめを受けたり(笑)、日々刺激的な撮影をしております」とコメント。同局 倉地雄大プロデューサーは永山について「喜怒哀楽の表情が抜群に素晴らしい」と絶賛した。

また、ドラマ『バイプレイヤーズ』に続き本人役で登場する大森は、実際に「ふじ」に通っており「現場のセットがお店をすごく忠実に再現されていて」と感心。「役柄は、最近テレビ東京さんで流行っている、大森南朋役の大森南朋という本人役ということなので、佇まいは普段っぽい感じが出せればいいなと」とプランを語った。

エンディングテーマは、大森がボーカル&ギターを務めるバンド「月に吠える。」の「夜の雲」(Mastard Records)に決定した。