経済産業省 資源エネルギー庁が4月26日に発表した石油価格調査(4月24日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.1円安い133.9円となり、9週ぶりに値下がりした。

直近1カ月の動き(出典:経済産業省 資源エネルギー庁Webサイト)

ハイオク、軽油、灯油も値下がり

石油情報センターは、「原油価格はシリア情勢の悪化もあって若干値上がりしたものの、石油元売り会社の卸価格は据え置きとなった。そういった中、足元の原油価格が下落しており、それを受けて小売店はゴールデンウィークを前に先取りの値下げをした」と分析。ゴールデンウィーク期間中の価格動向については「値下がりが予想される」と話している。

都道府県別にみると、16道県で値上がり、8府県で横ばい、23都府県で値下がり。最も高かったのは鹿児島県の141.7円(前週141.3円)、最も安かったのは埼玉県の128.4円(同128.9円)だった。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.1円安い144.6円と、9週ぶりの値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は同0.1円安い112.2円と、2週ぶりに値下がりした。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より1円安い1,397円と、4週連続で値下がりした。