日産自動車は上海モーターショーに中国初公開の小型SUV「キックス」、ピックアップトラック「ナバラ」、コンセプトカー「Vmotion 2.0」などを出展する。「キックス」は中国市場に初めて投入され、エントリーSUVセグメントを強化する。

日産「キックス」

「キックス」はフレッシュで若々しいデザインと、広々として快適なインテリアを特徴としており、中国で1990年以降に生まれた世代をターゲットとしている。同モデルはブラジルで昨年発売され、その後も中南米各国で順次発売された。これらの地域では、すでにいくつかの賞を受賞しているという。

「ナバラ」は日産初となるSUVテイストのピックアップトラック。広々とした室内空間により、快適なドライビングを楽しむことができる。中国では初となる7速オートマチックトランスミッションを搭載している。

コンセプトカー「Vmotion 2.0」は「ニッサンセダンデザイン」および「ニッサン インテリジェント モビリティ」の将来の方向性を示すモデルとして出展される。このモデルはドライバーと乗員に最高の快適性を提供するプロパイロット技術を搭載する。将来的には高速道路や渋滞時、市街地での自動運転が可能になることを想定している。

「キックス」

「Vmotion 2.0」コンセプト

「ナバラ」

「エクストレイル」

これらのモデルは、中国のユーザーに日産のビジョンである「ニッサン インテリジェント モビリティ」を示すものとして展示される。上海モーターショーでは、体験コーナーでこれらのイノベーションのメリットを体感することができるようになっている。