4月30日よりWOWOWでスタートする連続ドラマW『社長室の冬-巨大新聞社を獲る男-』(全5話 毎週日曜 22:00~※第1話は無料放送)のチラシ配布イベントが19日、東京・大手町の東京サンケイビル前で行われ、福士誠治、南沢奈央が出席した。
堂場瞬一の小説『社長室の冬』を実写化した同ドラマは、伝統ある巨大新聞社が外資へ"身売り"を画策するという衝撃的なストーリーが展開される社会派ドラマ。日本を代表する新聞社・日本新報は、発行部数の激減、広告収入の低迷から身売りは不可避と判断し、外資を率いる日本人・青井(三上博史)と交渉を開始する、というストーリーとなっている。
そんな同ドラマのPRイベントをサラリーマンが行き交う出勤時間帯の早朝から実施。ドラマ内に登場する大手新聞社、日本新報に勤務する南康祐役の福士誠治と酒井優奈役の南沢奈央が、路上で新聞の"号外"風に作られたドラマのPRチラシを一般人たちに配布した。南沢は「朝から皆さんご出勤お疲れ様という感じでした。そのような中でチラシを受け取ってくれてうれしかったですね」と笑顔を見せ、福士も「何を配っているのかな? と行き交う方々から注目されたので、紙が持つ力を感じられたような気がします」とコメント。同ドラマの見どころとして福士が「現実的に考えさせられるドラマになっていて、時代を体現出来ている気がしますね。ハラハラドキドキしてくれたとっても面白いと思います」とアピールした。
主演の三上が演じた青井は、日本の巨大新聞社を狙う外資を率いる日本人で、劇中ではアメリカ合衆国のトランプ大統領を彷彿とさせる強烈なリーダーシップを発揮する。それについて福士が「時代を変えさせようとする力があり、青井には上に立つ素質を持っていると思います。トランプに似ていると言われても難しいところはありますが、変革する力はどこの世界でもいるんじゃないかと思います」と話せば、南沢も「意志の強い感じで、上に立つ人はこういう人なんだと青井さんを見て思いました」と感想を。その南沢は撮影中に三上と会っていないようだったが、予告編の三上を見て「眼力がすごくないですか?」と福士に相槌を求めながら「私も三上さんの眼力の虜になってしまいました」とべた褒めだった。