ストレスとなりうる要因はさまざまだ

誰しも生きていくうえで、悩みの1つや2つは持っているのが普通だ。「今日のランチに何を食べるか」「初めてのデートに何を着ていくか」といった悩みなら、大きなストレスになる可能性は低い。一方で、否応なく毎日のようにその悩みに直面することとなったら、当人にとってはかなりのストレスとなるだろう。

そのような厄介な悩みのテーマの一つとして、「仕事」があげられる。生活費を稼ぐため仕事をしなければならないが、例えばオフィスに嫌な上司がいるとすれば、会社に行くのが億劫となり、深刻な悩みへとつながる。そのほかにも仕事や職場に関わるトラブルは多岐にわたるが、実際にどのようなことで悩んでいる人が多いのだろうか。

そこで今回、マイナビニュース会員401名に対して「職場での悩みの有無」と「その悩みの原因」にまつわるアンケートを実施した。本稿では、評価や待遇に関わる回答を紹介していく。

Q. 現在、職場で何らかの悩みを抱えていますか

はい: 280(69.8%)
いいえ: 121(30.2%)

Q. 悩みを抱えていると回答した方にお聞きします。悩みの原因を教えてください

1位: 給与が低い(34.6%)
1位: 職場での人間関係が良好ではない(34.6%)
3位: 業務量が多すぎる(27.1%)
4位: 会社の将来性に不安がある(22.9%)
4位: 自分の将来のビジョンが見えづらい(22.9%)
6位: 業務内容が自分に合っていない(18.2%)
7位: 定時退社や有給休暇の取得などがしづらい(16.1%)
8位: 自分の評価が低い(15.4%)
9位: 自分のやりたい仕事ができていない(14.3%)
10位: 何らかのハラスメントを受けている(10.7%)
11位: 業務のノルマがきつすぎる(9.3%)

■給与が低い
・「システム開発会社で総務担当。同期では倍以上もらっている人もいる。能力的には自分より劣っている人も相当いるはずだが。劣等感をくすぐられる」(49歳男性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)
・「毎日12時間労働しても収入が増えない」(30歳男性/インターネット関連/クリエイティブ関連)
・「ここ数年昇給が滞っているので、どうにかならないかと思います」(45歳男性/旅行・観光/販売・サービス関連)
・「給与が低い。時給が各都道府県の最低賃金のため」(44歳男性/物流・倉庫/販売・サービス関連)
・「正規社員の扱いと契約社員やパート従業員・派遣社員の扱い方、待遇が違いすぎる」(37歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)
・「現場にこだわって励みたいが、収入面も含め将来を考えてキャリアアップを受け入れるべきか悩みがある」(44歳男性/専門店/販売・サービス関連)

■定時退社や有給休暇の取得などがしづらい
・「定時に帰ろうとすると呼び止められて仕事をすることになる」(45歳男性/設備工事/技能工・運輸・設備関連)
・「生活残業女がいるので巻き込まれる」(33歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「残業が多いが、その分の残業代が支払われていないため、精神的にうつ病になっている。休みであっても切り替えてリラックスできないため、疲れも溜まっている」(41歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「病気やどうしても休まなければならない場合でないと、有休が使えない」(37歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「夜勤業務が終了しても、暗黙のルールですぐに退社できない。何かしらの仕事を見つけては雑務をしているフリをしなければならず、残業もつけられない」(37歳男性/その他/IT関連技術職)

■自分の評価が低い
・「与えられた仕事を必要以上にやっても評価は同じ。もっと合う仕事にして欲しいし、やった実績分の給与は頂きたい」(56歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/技能工・運輸・設備関連)
・「上司が求めるレベルが厳しすぎて、評価されない」(58歳男性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「業務内溶を把握して対応をしてもらえない」(58歳男性/精密機器/営業関連)

■総評

職場で悩みを抱えている人はおよそ7割という結果になり、評価や待遇に関わるものでは「給与が低い」(34.6%)が最多となった。以下に「定時退社や有給休暇の取得などがしづらい」(16.1%)、「自分の評価が低い」(15.4%)と続く。

「給与が低い」は全体の悩みの中でもトップタイとなっており、やはりお金は仕事をするうえで大切なモチベーションとなる分、その額が低いと大きな悩みとなるようだ。「単に給与が安い」「昇給が全くない」「業務量の対価として割に合わない」などの意見が寄せられていた。

「定時退社や有給休暇の取得などがしづらい」に関しては、「業務量が多すぎてとてもではないが有給を取れる雰囲気ではない」「定時で退社しようとすると、無理やり引き止められて仕事を回される」といった嘆きの声があった。「自分の評価が低い」では、自身の成し遂げた仕事に関して正当なジャッジをしてもらえていないつらさが訴えられていた。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2017年4月6日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 401名(男性295名 女性106名)
調査方法: インターネットログイン式アンケート