お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が8日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)に生出演。きのう7日に謝罪会見を行ったNON STYLEの井上裕介について、これから期間を設けて謹慎・自粛する必要があるのでは、持論を展開した。

中田敦彦

番組では、井上の謝罪会見について、街の人たちの声を紹介。「許せない」と答えた人が68%、「許せる」が32%という厳しい結果になり、MCの国分太一は「正直驚いた。厳しいなと感じた」と話した。

中田は「井上さんの謝罪は、洗いざらい全部自分の気持ちや経緯をしゃべっていて、誠意のある会見だった」とコメント。その上で、世間の人たちの厳しい反応について「もしかしたらですが、不起訴処分が出たと同時に会見をしているんですが、謝罪会見まで3カ月は自粛ではなく、処分を待っていた期間に過ぎないという捉え方をされているのかな」と分析した。

そして、「謹慎であったり、自粛であったり、反省の意を込めたお休みの時間は、もしかしたらこれから井上さんがきっちり期間を設けてとっていく必要があるのかもしれない」と意見を述べた。

井上は昨年12月11日夜、東京・世田谷区内でタクシーと接触し、運転手に軽いけがを負わせたものの、警察への通報や救護措置を行わずに逃走。今年2月に道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検されたが、今月6日に不起訴処分となった。会見では、被害者をはじめ、ファンや仕事関係者、相方の石田明に対して涙ながらに謝罪し、事故当時の状況も説明。復帰時期は未定とした上で、「漫才をもう一度しっかりやりたい」という思いも伝えた。