女優の西内まりやが「専業主婦になりたい女」、ロックバンド・flumpoolの山村隆太が「絶対に結婚したくない男」となって恋愛模様を繰り広げるフジテレビ系月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(毎週21:00~21:54)。

山村演じるイケメン人気アナウンサーの名波竜(通称・ナナリュー)が働くテレビ局のシーンは、実際のフジテレビの施設を使用しているが、他に登場する西内演じる高梨あすかの住む家や職場の銀行、主要キャストが集まるバルや高級マンションなどは、セットを作り込んで撮影が行われている。デザイナーが"憧れ"にこだわったという、そのセットに潜入した――。

フジテレビ湾岸スタジオに潜入!


高梨家(リビング・ダイニング・キッチン)

あすかが住む実家(設定は東京・世田谷区尾山台)。彼女が専業主婦志望になったのは、両親が家族をとても大事に思うことへの憧れが背景にあるため、重要なポイントが置かれるセットの1つだ。

27歳のあすかが生まれた時に購入したという設定だが、作品全体に「明るく、おしゃれに」というテーマがあることから、古臭くならないように工夫が施されている。

その工夫の1つが「リフォーム」を行ったという設定。リビングと奥の部屋の間にあった壁をぶち抜いたため、床の素材が異なっている。

一方で、柱に子供の頃の成長記録が刻まれているなどの"実家感"も。

キッチンタイルは母・典子(石野真子)が自ら貼ったため、素人感を出している。

ダイニングテーブルからナナリューの出演する朝の情報番組『モーニングYELL』を視聴するテレビを望む


いずみ銀行

あすかが勤める銀行。ここは、あすかと先輩の小野(森田甘路)のデスクがある法人営業課(2階)で、なるべくセットに見えないように工夫がされているという。

オフィスでよく見る光景

休憩スペース。証券マンの神谷(山崎育三郎)が使い方に困り、あすかが手助けしてあげたコピー機(左)も。