マクロミルは1月31日、「日本人から見た日本のイメージ調査」の結果を発表した。調査期間は2017年1月23~25日、有効回答は20~59歳の個人1,000人。

日本人の9割超が「日本が好き」

日本を好きか嫌いか尋ねたところ、「とても好き」は48.6%、「まあまあ好き」は41.9%で、計90.5%が日本のことを好きだと回答。年代別では、好きだと答えた割合が最も高かったのは50代の95%で、次いで20代が92%、40代が89%、30代が87%となった。

日本の好きなところトップ3は、1位「治安が良い」(77.4%)、2位「四季がある」(76.7%)、3位「食(飲み物を含む)」(74.7%)。好きだと答えた割合を年代別にみると、「アニメ・漫画文化」「和装(着物・浴衣など)」は年代が若いほど、「自然が豊か」「日本人の気質・人柄」「神社仏閣」「伝統のスポーツ(相撲・柔道など)」は年代が高いほど多かった。

日本人の特徴(性格・国民気質)について、「あてはまる」と答えた割合(計)が最も多かったのは「時間に正確」の84.6%。以下、「勤勉」が83.8%、「仕事が丁寧」「礼儀正しい」「親切」が同率の80.0%と続いた。

日本人の考える日本人の特徴 上位5位

日本人の特徴として「あてはまる」と感じるものについて、好ましいと感じるか好ましくないと感じるかを聞くと、「親切」(99.4%)、「仕事が丁寧」(98.6%)、「約束を守る」(98.4%)の3つが「好ましい」と感じられる上位にランクイン。一方、「自己主張が下手」(73.0%)、「集団行動を好む」(53.9%)の2つについては、過半数が「好ましくない」と感じていた。