舞台を中心に活躍するイケメンたちが、テレビドラマ界に殴り込み!? 日本テレビ系ドラマ『男水!』(1月21日スタート毎週土曜 24:55~)は、"2.5次元"と呼ばれる、漫画やアニメを舞台化した作品でトップクラスの活躍を見せる若手俳優たちが集まったドラマ作品だ。漫画家・木内たつやによるコミックを実写化し、水泳にかける男子高校生たちの青春を描く。

今回はその中から、主人公である榊秀平(松田凌)が属する東ヶ丘高校水泳部のコーチ・川崎亮也役の廣瀬智紀と、強豪校である龍峰高校のキャプテン・仁科譽役の黒羽麻璃央に話を聞いた。2016年には、鈴木おさむプロデュースの舞台『私のホストちゃん THE FINAL~激突!名古屋栄編~』で共演経験もある二人が、テレビへの"殴り込み"について、そして互いの印象について語った。

(左)■廣瀬智紀(ひろせ ともき)
1987年2月14日生まれ、埼玉県出身。主な出演作に舞台『弱虫ペダル』(巻島裕介役)、舞台『ダイヤのA The LIVE』(降谷暁役)などの舞台作品、ドラマ『私のホストちゃん~しちにんのホスト~』(11)など映像作品の出演も多数あり、2017年は主演映画『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』で主題歌も担当する。

(右)■黒羽麻璃央(くろば まりお)
1993年7月6日生まれ、宮城県出身。第23回JUNON SUPERBOY CONTESTで準グランプリとなる。主な出演作品に、ミュージカル『刀剣乱舞』(三日月宗近役)、舞台『黒子のバスケ THE ENCOUNTER』(黄瀬涼太役)など多数。2017年2月には 、舞台『熱海殺人事件』を控えている。 撮影:西田航(WATAROCK)

尊敬のあまり歌を作った

――今回、お二人は水泳名門校の部長と、ライバル水泳部のコーチという役柄ですが、実際は役者として深い関係にあるという噂をききまして、ぜひお話を伺えればと取材させていただきました。

黒羽:実はまだ、今回の撮影ではあまり一緒になっていないんですが。

廣瀬:一応絡みがあったシーンもあって、その時には「こういう風にやろうか」と話ができたので良かったです。

黒羽:智紀くんの方から言っていただいて。

廣瀬:気心が知れているというか。一度大きな作品(『私のホストちゃん』)で共演しているので、また映像で共演できるのは嬉しいです。でも、どうせならもっと絡みは欲しいよね。

黒羽:もっと欲しいですね。他校だからこその絡みが欲しいです!

――まだマイナビニュースの読者の方はあまりお二人のことを知らないと思いますので、どういう役者さんなのか、お互いがどういう存在なのか、それぞれ他己紹介していただければと。

黒羽:僕はあまり憧れてる人がいないんですけど、廣瀬智紀さんは数少ない、憧れの人です。僕は「廣瀬智紀」という役者が好きですし、身近で、自分の成長を見届けていて欲しい人ですし、ついていきたいとずっと思っていて。純粋に、一緒に演じていても楽しいんです。

最初は、怖いイメージがあったんですよ。見た目はクールなイケメンなんですが、しゃべってみると「あれ!?」みたいな。悪い意味じゃなくて、親しみやすい。全然予想と違って、お芝居のことも積極的に話しかけてくれるすごく良い先輩です。本当に、気軽に話かけてくれて嬉しかったんです。

――廣瀬さんから見た黒羽さんはいかがですか?

廣瀬:黒羽麻璃央というのは、まず名前にインパクトがあります。知らない方でも、なんだこの名前は、どんないかつい奴だ? って……。

黒羽:髭の生えたおじさんかなって(笑)。

廣瀬:それで調べたら、こんなに超絶顔の整ったイケメンが現れるというインパクトが、まず一つ与えられると。僕自身も一つの作品を一緒にやっているときから、すごく楽しそうにお芝居するところがいいなと思っていました。

麻璃央は実際に共演した舞台から1年経って、飛躍的にいろんな仕事をやっていますよね。僕としては、ここからの成長も見たいし、僕自身の成長も見て欲しいと思える存在です。言ってみれば、やっぱり仲間です。

黒羽:僕も、廣瀬くんという役者さんを本当に尊敬しているんです。舞台で一緒にやらせてもらった時も、本当にすごい人だなと思って、歌を作っちゃうくらい。ちなみにさっき、セカンドシングルも作ったんですけど(笑)。また違う作品で一緒になって、自分の成長を見て欲しいです。

廣瀬:すごいよ、見ているよ。ひっきりなしに話題作にたくさん出ていますし。

――黒羽さんは連ドラへの出演が初めてだそうですが、先輩からのアドバイスはありますか?

黒羽:聞きた~い!

廣瀬:まだ全然言える立場ではないですけど、待ち時間も仕事、というところが結構重要ですよね。一回オフにしつつも、現場に入ったらパッとすぐスイッチを入れるというのは意識した方がいいかも。

黒羽:次の撮影日からガラッと変わりますね(笑)。

廣瀬:変わるでしょうね(笑)。