今週は待ちに待ったクリスマス。イルミネーションが街を照らし、会社のエレベーターではクリスマスソングのBGMが流れている。そんなクリスマスを皆さんはどのように過ごす予定だろうか。「彼女と旅行に行くぜ☆」「子どものためにサンタさんになります!」という人は、これからの内容をバカなやつが虚しいことをしているなと軽くあしらってもらってかまわない。

1人でもクリスマス感を堪能してもいいはずだ

そもそも、1人でクリスマスってハードル高くない? 特に高級ホテルのクリスマスディナーなんて、1人で行くなんてもってのほかだろう。カップルや夫婦に囲まれて嫉妬に狂うか、周りの視線に耐えられず爆発してしまう恐れがある。体がいくつあっても足りない。しかし、クリスマスはみんなのものだ。別に高級ホテルでなくても、それに近い楽しみ方ができるはずではなかろうか。

そこで今回は、クリスマスは基本1人で過ごすか、仕事という言い訳に逃げている筆者による、「コンビニ商品でできる! 高級ホテル風クリスマスディナー」という提案をさせていただきたい。つまるところ、コンビニの商品をきれいに盛り付ければ、高級ホテルのディナーコースのように見えるのではないか? という検証だ。

では早速、実際に用意したものを順に見ていこう。しかしいざ1人でやっていると、見ている人に虚しさを感じさせてしまうかもしれないので、いつも仕事で力になってもらっているパートナーを呼んでみる。せっかくなので雰囲気も味わうため、レストラン「アラスカ パレスサイドビル店」(東京都千代田区)で撮影させてもらった。

いつも仕事で力になってもらっているパートナーを夜景の見えるレストランに招待した

「素敵な夜を過ごそう……」

前菜

まずは前菜。これは1つのプレートに3つくらい塩気や酸味のきいたものを用意したい。空腹すぎてコースを待てない人に対して、「まあ少しは落ち着きなさいよ」といわんばかりの量で盛られているイメージだ。このためにチョイスしたのは、ローソンの「クリスマスサラダアソート」(税込460円)だ。

ローソンの「クリスマスサラダアソート」(税込460円)

「ローストビーフ&ディルマスタードポテトサラダ」「海老とブロッコリーのタルタルサラダ」「スモークサーモン&明太スパサラダ」「キャロットラペ」の4種類のサラダが入ったアソートだが、彩りを意識して「ローストビーフ&ディルマスタードポテトサラダ」「海老とブロッコリーのタルタルサラダ」「スモークサーモン&明太スパサラダ」の3つを盛り付けよう。実際にやってみたところ……。

めっちゃそれっぽくなった。
「ちょっとワインでも飲みながらつまもうか」というセリフが飛び出てもおかしくないだろう。肉や魚を少しずつ食べられ、これからのコースに期待を膨らませられる完璧なものに仕上がった。

サラダ

前菜を少しつまんだところに、続いてはサラダ。サラダもコンビニで簡単に買えるものをそのまま盛り付けるだけだ。選んだのは、ファミリーマートの「ハーブチキンのシーザーサラダ」(税込498円)。

ファミリーマートの「ハーブチキンのシーザーサラダ」(税込498円)

これをそのまま盛り付けて、ローソンの「ベビーチーズ プレーン」(税込130円)を少し散らしたのがこちら。

盛り付けただけなのに漂う高級感。
いかにもレストランに出てきそうなメニューだ。ゴロッと入ったハーブチキンと散らされたチーズで、普通のサラダよりも少しリッチだと思わせてくれること間違いなしだ。ただ、これを取り分けてくれる女性が一緒にいてほしかった。

スープとパン

ここでスープの登場だ。スープにぴったりなのはコーンポタージュだと思っていたが、ここであえてセブン-イレブンの「じゃがいものポタージュ」(10袋入り/税込311円)を選択。程よい塩気にジャガイモのほくほく感が、今回のフルコースにマッチしていると考えたからだ。幼さから抜け出した大人のひと時を演出してくれることだろう。

セブン-イレブンの「じゃがいものポタージュ」(10袋入り/税込311円)

また、フルコースにはパンは付き物だろう。こちらには、同じくセブン-イレブンの「小さなくるみパン」(税込127円)を盛り付けてみた。

セブン-イレブンの「小さなくるみパン」(税込127円)

これら2つを盛り付けてみると……。

うっわ、もう高級ホテルじゃん。
スープは「あまりいつもと変わらないのでは?」と思われるかもしれないが、パンがあることで一気にホテル感が増した。おそらくこのパンは食べ終わった後に、オシャレなウェイターが「お替わりいかがですか?」と声をかけてきてくれるはずだ。

肉料理

コースの顔となる肉料理は、ちょっと背伸びをしたい。そこで、セブン-イレブンのセブンゴールドシリーズ「金のハンバーグ」(税込398円)だろう。ちょっと高級至高のあるセブンゴールドシリーズ。中でも「金のハンバーグ」は黒毛和牛(アンガス種)というブランド牛を使用している。普段は手が出ないけど、せっかくのクリスマスだからこれくらいはぜいたくしないと!

左から、セブン-イレブンの「ポテトサラダ」(税込121円)と「金のハンバーグ」(税込398円)

それだけでは皿が寂しいので、付け合わせにセブン-イレブンの「ポテトサラダ」(税込121円)と、前菜であまらせておいた「クリスマスサラダアソート」の「キャロットラペ」も添えてみた。

最高かよ……。
何この本格的なプレート料理。ソースの流し方とかもそれっぽくできて、視覚の満足感が尋常じゃない。脂のにじみ出てシズル感も抜群だ。「ポテトサラダ」と「キャロットロペ」の付け合せ具合も「あるわぁ~」と思わされる。ハンバーグというちょっと童心を垣間見せるところに、女性からの好感度が上がることだろう。きっと。

パスタ

お待ちかねの主食には、ファミリーマートの「生パスタカルボナーラ」(税込498円)。

「生パスタカルボナーラ」(税込498円)

高級ホテルといえば、生パスタ。そんな偏見から選んだこのメニューだが、さらに高級感を出すためにローソンの「ロース生ハム」(税込150円)を散りばめた。

完成されすぎている。
「デートにオススメの店」って紹介されててもおかしくない写真に仕上がっている。散りばめられた生ハムがカルボナーラの味と彩りにアクセントを加え、もちもち感のあるパスタとコクのあるソースでゴージャスな気分になれるものだった。

デザート

デザートにはクリスマスらしいスイーツとして、ローソンの「クリスマス ブッシュドノエル」(税込595円)をチョイス。ボリュームがあって、みんなで分けてもよさそうだが、そもそも1人なので。

ローソンの「クリスマス ブッシュドノエル」(税込595円)

デザートのイメージは、白い大きな皿に小さく盛られたケーキなどが高級感がある気がするので、その通りにやってみた。

ある! こういうデザート見たことある!
ちょこんと乗せられているので、ここに使われているカカオはおそらく希少なのだろうかと思わせることができたはずだ。実際には2切れしか切り出してないから、翌日も食べられる。

また、見切れてる「Uchi Cafe SWEETS」のプレートからは、おしゃれ感とコンビニの身近感の二面性も垣間見れるので、少し文学的で知的に見られるかもしれない。


ここまでの全てのメニューを実際に並べてみた。ちなみにこのワイングラスに入っているのも、セブン-イレブンで買った「グレープ果汁100%」(税込108円)だ。

想像以上の完成度。これら全ての価格を合わせると、

クリスマスサラダアソート   税込460円
ハーブチキンのシーザーサラダ 税込498円
ベビーチーズプレーン     税込130円
じゃがいものポタージュ    税込311円
小さなくるみパン       税込127円
金のハンバーグ        税込398円
ポテトサラダ         税込121円
生パスタカルボナーラ     税込498円
ロース生ハム         税込150円
クリスマスブッシュドノエル  税込595円
グレープ果汁100%      税込108円
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               合計3,396円

……そこそこのフルコース価格。それでもクリスマスなら、これくらいのぜいたくはしてみてもいいかもしれない。コンビニの商品も綺麗な皿に盛ってみると、高級ホテルのメニューと遜色ない見た目になることが分かった。筆者と同じような境遇の人は、ぜひクリスマスの夜に家に帰る道すがら試してみてほしい。筆者はこのパートナーと共に過ごそうと思う。

やっぱりクリスマスには実家に帰ろう。