鼻をくすぐるカレーの香りがたまらない「カップヌードルカレー」。夜食におやつにと大活躍で、時々無性に食べたくなってしまう一杯ではないだろうか。野菜の甘味が感じられるマイルドなスープにはとろみがあり、つるりとした麺にもよく絡んで食べごたえのある味わいだ。
もちろんそのまま食べてもおいしいが、この「カップヌードルカレー」にひと手間加えて、より自分好みの味にして食べる人は少なくない。さまざまな具材を「ちょい足し」する分だけ摂取カロリーが増えてしまうわけだが、その点を度外視してでも「さらなるおいしさ」を追求する人がいる証拠と言える。
そこで今回は、マイナビニュースの男性会員300名に「イチ押しのカップヌードルカレーのちょい足し具材」について質問してみたので、気になった回答を紹介しよう。
Q. 「日清食品の「カップヌードルカレー」をよりおいしくするため、カロリーや栄養面度外視で付け加えてしまう食品はありますか? または、入れてみたいと思う食品を教えてください(最大3つまで)
1位: チーズ(34.1%)
2位: 生卵(18.4%)
3位: 温泉卵(14.4%)
4位: ネギ(13.4%)
5位: シーチキン(8.5%)
■チーズ
・「チーズとカレーは相性抜群です。粉チーズをたっぷりいれて食べたいです」(40歳男性/専門店/販売・サービス関連)
・「できればとろけるチーズを満遍なくちりばめてとろけてきたところで食べる」(40歳男性/その他/その他)
・「チーズが大好物。粉チーズを入れ、お湯はカップの線より少なめにいれる。そうすると濃厚なチーズカレーとなります」(46歳男性/その他/その他)
・「カレーにはチーズ。溶ける直前がうまい」(27歳男性/電力・ガス・エネルギー/事務・企画・経営関連)
・「カレー粉を追加して、より本物のカレーの辛さと風味を増して、とろけるチーズを少し多めに入れて、まろやかな味にする」(50歳男性/インターネット関連/クリエイティブ関連)
■生卵
・「生卵は麺の奥に入れ、うっすらと膜ができるまで汁に浸す。最後に汁と一緒に口に含み、口の中で割る」(51歳男性/その他メーカー/営業関連)
・「カレーともともと相性の良い卵は最高です。お湯を入れる前に麺の上に生卵を割り、お湯を少しずつ垂らしてそのまま3分待てば、卵が半熟まではいかないですが、いい感じになります」(54歳男性/その他/メカトロ関連技術職)
・「溶き卵を入れてかき混ぜると、マイルドな味になる」(44歳男性/公益・特殊・独立行政法人/事務・企画・経営関連)
・「卵が好きだから必ず入れる」(44歳男性/その他/その他)
■温泉卵
・「温泉卵を入れてよく絡めれば、こってりとした味わいが楽しめる」(55歳男性/教育/専門サービス関連)
・「温泉卵とキムチをお好みで入れて食べると、まったく別物のおいしいラーメンになります! 」(47歳男性/輸送用機器/事務・企画・経営関連)
・「シュレッドチーズをひとつかみ、温泉卵を落としてからお湯を入れてでき上がったらよく混ぜる」(47歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)
■ネギ
・「食感がよい。ネギの風味がよく合う。さっぱり食べられる」(33歳男性/教育/専門職関連)
・「ネギを入れると新鮮さが増すので沢山入れたくなります」(41歳男性/サービス/専門サービス関連)
・「ネギが好きだからどんなタイプでも入れる」(63歳男性/その他/その他)
■シーチキン
・「ウスターソースとバターでコクを強めてシーチキンを入れて食べる」(46歳男性/教育/事務・企画・経営関連)
・「シーチキンとカレーはケンカしない味になると思ったから」(38歳男性/その他/その他)
■その他
・「ポテトチップス: 残ったスープに砕いて入れる」(22歳男性/その他/その他)
・「豆板醤: 辛いのが好きだから」(39歳男性/半導体・電子・電気機器/メカトロ関連技術職)
・「みそ: みそを小さじ1杯ぐらい入れてかき混ぜるとスープにコクがでる」(42歳男性/広告・出版・印刷/技能工・運輸・設備関連)
・「かつおぶし: かつおぶしを入れると、ダシによりコクが出る」(46歳男性/コンピューター機器/ IT関連技術職)
・「バター: カロリーが高くなるのがわかっていながら、バターやマーガリンを入れると、さらにこってりし、それがまたおいしいのでやめられない」(50歳男性/その他/その他)
・「コーヒーのポーション: コーヒーのポーションやクリーミングパウダーは薄めずにまろやかにできます」(37歳男性/その他/その他)
■総評
結果は、およそ3人に1人がチーズをトッピングに挙げて1位となった。入れるチーズが粉チーズだったり、とろけるチーズだったり、はたまた、食べる直前に入れたり、お湯を注ぐ前に入れたりと、同じチーズという回答の中でもそれぞれ好みの食べ方があることがうかがえ、根強い人気が感じられた。
2位には生卵、3位には温泉卵がランクインした。生卵はお湯で少しだけ火を通して食べるスタイルと、混ぜ込んで味わいをマイルドにするスタイルの大きく2つのスタイルがあるようだった。一方、温泉卵では「キムチ+温泉卵」「チーズ+温泉卵」など、何か別のトッピングと組み合わせて食べるという声が見られた。4位のネギはシャキシャキの食感がアクセントになるから、5位のシーチキンはコクと食べごたえが増すからという意見が多かった。
6位以下のランキングでは「バター」(8.2%)、「のり」(6.6%)、「ポテトチップス」(5.2%)と続いた。少数派意見には「みそ」や「豆板醤」などの調味料があり、さらにコクを加えて食べているようだった。スパイシーな味が魅力の「カップヌードルカレー」だが、ちょい足しでさらに味わいを広げてみてはいかがだろうか。ただし、食べすぎは厳禁で!
※写真と本文は関係ありません
調査時期: 2016年10月20日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート