イーオンはこのほど、同社に在籍中の外国人教師を対象とした「2016年の日本の世相を表す英単語」調査の結果を発表した。調査期間は2016年11月14~24日、有効回答は460人

「ポケモンGO」が席巻

調査の結果、ランキング1位を獲得した英単語は「Go」(行く/21票)。スマートフォンゲーム「ポケモンGO」の世界的なヒットを背景に、昨年の圏外から一気に首位へランクアップした。

イーオンの外国人教師が選ぶ「日本の世相を表す英単語2016」

投票者からは「『ポケモンGO』がリリースされて社会現象になった。外に出て楽しくプレイする人をたくさん見かけたが、事故・マナー問題も注目されて話題になったから」といった声が寄せられた。また携帯を片手に移動する様子から8位に「Motion」(動き/7票)、世界的な人気から15位に「Craze」(流行、熱狂/4票)が入った。

2位は「Connection」(接続、つながり/14票)、3位は同数で「Unity」(一致(団結)、協同、結束/13票)と「Change」(変化/同)がランクイン。「Connection」と「Unity」を選んだ理由は北海道新幹線開通とオバマ大統領の広島初訪問などが多く、「Change」は米大統領選の影響による変化などが目立った。

5位はノーベル賞受賞などを背景とした「Progress」(進行、進展/11票)、10位は初の女性東京都知事誕生を起因とした「Woman」(女性/6票)。更に芸能人のスキャンダルを理由に11位に「Shock」(衝撃、驚き/5票)、15位に「Scandal」(醜聞、スキャンダル/4票)が入るなど、「例年以上に多彩な分野での出来事」(同社)が背景に挙げられたという。