VSNは12月7日、「2016年を振り返る ビジネスパーソンの意識調査」の結果を発表した。調査期間は2016年11月26~29日、有効回答は10~50代のビジネスパーソン4,296人。

今年の漢字、1位は「乱」

2016年を表す漢字1文字を尋ねたところ、1位「乱(ラン・みだれる・みだす)」、2位「迷」、3位「揺」、4位「不」、5位「新」という結果になった。世代・性別にみると、15~19歳の若い世代では「不」「新」「挑」「進」などを挙げた割合が多かったほか、男性8位の「新」が女性の5位に入ったことが目を引いた。

2016年を表していると思う漢字1文字を以下の中からお選びください(複数回答)

自身の1年を漢字2文字で表してもらうと、1位「変化」(21.7%)、2位「不安」(19.7%)、3位「疲労」(18.5%)、4位「忍耐」(16.0%)、5位「挑戦」(13.9%)との順に。詳細をみると、10~20代では「変化」「成長」などの回答が多かったという。

今年、買い替えたデジタル家電は「スマートフォン(iPhone)」がトップ。次いで「ノートパソコン」、「スマートフォン(Android)」、「デスクトップ型パソコン」と続き、「スマートフォン(iPhone・Android)」を買い替えた人は計4割弱となった。

「旅行(回数)」などいくつかの消費や所要時間について、昨年との増減を聞いたところ、最も増えたのは「動画視聴(時間)」(39.3%)で、特に10~20代は約半数以上が「増えた」と回答。以下の順位は「個人消費(金額)」(37.0%)、「SNS(投稿数)」(25.9%)と続いた。反対に最も減ったのは「その他のレジャー(回数)」(35.4%)で、次は「海外旅行(回数)」(34.3%)だった。