ソニー生命保険は12月5日、「47都道府県別 生活意識調査」の結果を発表した。調査は9月7日~15日、全国の20歳~59歳の男女4,700名(各都道府県100名)を対象に、インターネットで行われた。

各都道府県民の生活意識を探るため、全回答者に、できるだけお金をかけたいと思うものを聞き、お金をかけたいものとして選択された割合の高さで、各項目の都道府県ランキングを算出した。

「お金をかけたいもの(ファッション・住宅)」

その結果、「衣類・ファッション」に最もお金をかける都道府県は「静岡県」(24.0%)となった。静岡県は、「美容・化粧品」でも3位にランクインしており、オシャレに対する意識が高いよう。次点には「広島県」「高知県」「熊本県」の3県が同率(23.0%)で並んだ。

「住宅」については、「山形県」「山梨県」「静岡県」「鹿児島県」(いずれも18.0%)の4県が1位に。

また、「住宅購入費用」では、1位「東京都」(4,365万円)、2位「神奈川県」(3,390万円)、3位「千葉県」(3,345万円)と、関東がTOP3を占めた。全国平均は2,613万円。

金銭事情は東京都が1位に

「おこづかい・貯蓄額・自己投資の平均額」

次に、各都道府県民の金銭事情を探るため、おこづかい、貯蓄額、自己投資にかけている費用を聞き、平均金額でランキングを算出した。

まず、「1カ月のおこづかい」の平均金額をみると、1位は「東京都」(4万5,850円)で唯一4万円台を記録。以降、2位「茨城県」(3万6,750円)、3位「神奈川県」(3万3,550円)、4位「群馬県」(3万2,450円)と続いた。また、10位には「栃木県」(3万100円)が入り、関東地方の都県がトップ10に多くランクインする結果となった。なお、全国平均は2万7,278円。

「現在の貯蓄額」については、全国平均で479万円。最も高い貯蓄額となったのは、「東京都」で1,124万円だった。また、次点の「静岡県」も1,076万円と、1,000万円を超える結果に。以降、「神奈川県」(921万円)、「大阪府」(793万円)、「兵庫県」(691万円)と続いた。

続いて、「自己投資に1カ月でかけている費用」について調べたところ、1位は「東京都」で1万1,295円、2位「京都府」で8,510円、3位「香川県」で8,235円となった。全国平均は6,521円。

なお、東京都は、「おこづかい」「貯蓄額」「自己投資」の全てで1位を獲得した。