アイドルグループ・HKT48の指原莉乃がこのほど、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた同局の深夜バラエティ特番『指原議長とアイドル国会』(22日深夜2:15~3:45)の収録に参加。女性アイドル12組36人が出演する番組だが、収録の随所で彼女たちへの気配りを見せた。

(手前左から)書記の佐野瑞樹アナウンサー、議長の指原、副議長の土田晃之と、(後列)アイドルたち

この番組は、アイドル界のルールを立法する独自の機関「アイドル国会」で、彼女たちが赤裸々に本音を明かしながら、現状と未来を議論していくというもの。議長役の指原は、MCとして番組を回していく役割で、いつもの軽妙なトークでスタジオを盛り上げた。

そんな中、アイドルのSNS活用についての話題から、指原は「大阪☆春夏秋冬」というグループの宣材写真が、実物と比べ「全然違う!」と発見。副議長役の土田晃之とともに彼女たちをイジり倒し、大阪☆春夏秋冬のメンバーたちもそれに応えて笑いに包まれた。

しかし、その後休憩に入ると、指原は真っ先に大阪☆春夏秋冬の元へ駆け寄って「ごめんね」と謝罪。彼女たちは「イジられてうれしかったです」と気にしていなかったが、指原は本番再開直後、大阪☆春夏秋冬へ話題を振り、以降も「大阪さん」と親しみを込めて呼んで個性を引き出し、「超応援する!」とエールを送るなど、最後まで気づかいを見せていた。

収録後に取材に応じた際も、大阪☆春夏秋冬の名前を挙げた指原。「特に注目してほしいです。バッと爆発する場面がありました」と記者たちにも売り出し、「スケジュールが合えば、一緒に打ち上げに行きたいです(笑)」と、すっかりお気に入りの様子だ。

大阪☆春夏秋冬

HKT48

一方で、自身の所属するHKT48のメンバーたちも当然気にかけていたようで、「前半あんまりしゃべれなくて、私もひいきするわけにいかないんですけど…」と、率直な心境を吐露。それでも、「休憩中に前室に集まったときに、自分たちが今までいかに甘ったれていたかというのを本人たちも気づいてすごく反省していて、後半は頑張ってくれていたなと思いました」と、成長ぶりに目を細めた。

指原は、自らがメインになってアイドルの番組をやりたいという願望をずっと持っていたそうで、「このような番組が実現できて本当にうれしかったです。久しぶりにすごくうれしいお仕事でした」と充実の表情。終盤では、出演アイドル全員で、モーニング娘。の「LOVEマシーン」を披露するが、「みんなが踊っているのを見て、こんなに輝いているアイドルたちが、1つの番組に集まったのがうれしいなと、あらためて思いました」と感慨深げに語っていた。

このように、アイドル業界の将来を考えている指原だが、さらなる活性化を目指す上で、「事務所の垣根を越えた関係になれたらいいなと思うので、今日はいろんな事務所のアイドルが集まって、自分の中ではすごい一歩だなって思いました」と手応え。今後呼びたいアイドルを聞かれると、「モーニング娘。'16の佐藤優樹ちゃん!」と即答し、「人生で今一番好きな人なので、ぜひ!ぜひ!ぜひお願いしたいです!」と熱望していた。

乃木坂46

アップアップガールズ(仮)

LinQ

チームしゃちほこ

まねきケチャ

PASSPO☆

わーすた

神宿

アンジュルム

ベイビーレイズJAPAN

(左から)HKT48の兒玉遥、松岡はな、宮脇咲良

(左から)乃木坂46の生駒里奈、西野七瀬、白石麻衣

「LOVEマシーン」歌収録の様子