テレビ東京系ドラマシリーズ『三匹のおっさん』最新作、『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』(毎週金曜20:00~)が2017年1月より放送されることが29日、明らかになった。

左から志賀廣太郎、北大路欣也、泉谷しげる

同作は作家・有川浩の人気小説シリーズを映像化。2014年1月クール、2015年4月クールに放送されたシリーズのパート3となる。かつて悪ガキだった清一(北大路欣也)、重雄(泉谷しげる)、則夫(志賀廣太郎)の3人が、定年退職後にご近所内の悪を成敗していく。

北大路が「だいぶ歳をとっちゃいましたね。パート1の時のように同じようにやりたいけどね、頑張りましょう」と2人に語りかけると、志賀は「そればっかりは仕方ないよね」と頷いた。さらに泉谷は「今度でパート3かぁ。まだ、それくらいしかやってないのか……。相当やったように思うけど(笑)」とこぼすなど、息の合った様子を見せた。

3人のチームワークについて、北大路は「良かったり悪かったりバラバラだけど、でも仲間ってそういうものだと思う。あんまり仲良くても気持ち悪いしね」とコメント。撮影中も子どもたちから「三匹のおっさん!」と声がかかるほど浸透しているが、泉谷は「いや~悪い事できないね(笑)。この3年間、誰も悪い事しなくて偉くない?」とアピールした。

パート3の第1話は外国人旅行者の民泊詐欺がテーマとなるが、志賀も詐欺にあいかけたと明かす。「『支払期限が過ぎてるからお金払うように』って携帯にメールで来た」と振り返り、「そのときって自分で『詐欺だ』と思わない。結局、友人に聞いたら『それ詐欺だよ』って言われて」と状況を語ると、北大路も「魔が差すんだね。お金払わなくて良かった」と答えた。

テレビ東京 編成局ドラマ制作部 山鹿達也プロデューサーは「第3弾まで続く連続ドラマは、テレビ東京のゴールデンタイムでは初のことであり、まさに局の看板番組です」と同番組を表す。そして「2017年もまた、『おっさん旋風』が巻き起こります!」と太鼓判を押した。