ライオンはこのほど、「男性からみた女性の目の印象についての意識調査」の結果を発表した。同調査は9月23日~26日、既婚、または女性との交際経験がある未婚10~50代の男性250人を対象にインターネットで実施したもの。

第一印象で気になる顔のパーツ

初対面の女性の第一印象で気になる点について聞くと、約4割が「顔」と回答した。さらに「第一印象で気になる顔のパーツ」に関しては、「目」と回答した人が最も多く、65%にのぼっている。

どのような目に惹(ひ)かれるのか聞いたところ、1位は「うるんだ目」(59.0%)、2位は「充血のない白く澄んだ目」(45.9%)だった。

どのような目に惹かれますか?

「うるんだ目」を選んだ理由を聞くと、「かわいい」がもっとも多く、「充血のない白く澄んだ目」を選んだ理由は「キレイ」が最多回答だった。

どのような目に惹かれますか?

次に、顔から受ける印象について検証するため、素顔で澄んだ白目の女性の顔写真(ヘアスタイル・顔は同じ)に、画像処理で「メイク」「目の充血」「肌黒め」を加えた5つのタイプを作成した。

それぞれの顔から受ける印象を聞いたところ、それぞれの顔の印象を表す言葉は、メイクの有無ではなく「澄んだ白目」か「充血した目」かで、大きな違いが表れることがわかった。澄んだ白目の女性は「キレイ」「清潔感がある」などポジティブで好感がもてる言葉が多く寄せられた。

一方、充血した目の女性は、「疲れ顔」に見えてしまう傾向があり、特に「生活が乱れている」など生活習慣に関わるネガティブな言葉が並ぶ結果となった。

顔の印象と目の関係

また、見た目年齢についての印象について聞くと、「素顔×白目」の女性は、25~29歳と答える方が多かったのに対し、「メイク×充血した目」の女性は30~34歳が最も多く、約5歳も年上に見えていることがわかった。目が充血していることをカバーしようと、しっかりメイクすることが、かえって逆効果であるという結果になった。

目がキレイな女性とのエピソードを自由回答で尋ねたところ、「目がキレイな女性だと、そのほかのしぐさや話し方まである程度許容できる」「思わず見とれてしまい、話が頭に入らない」「瞳がキレイな女性と会話するのは自然と楽しくなる」などのコメントが挙がった。

同社のヘルスケアマイスター・山岸理恵子氏によると、「目の充血」は、何らかの原因で白目部分の表面の血管が拡張して赤く見える症状のことを言うという。目をこすったり、異物が目に入ったりなどの「外的刺激」や「疲れ目」、「ドライアイ(目の乾き)」によっても起こるとのこと。

予防ポイントとしては、「長時間のTVやスマホをやめる」「疲労やストレスをためない」「規則正しい生活と十分な睡眠」を挙げている。もしも充血してしまったときは、加湿器などを使って目の乾燥を防ぐ、冷たいタオルで目を冷やすなどの対処法がよいとのこと。

「市販の目薬をさすことも有効です。使用する目薬は、血管収縮成分や抗アレルギー成分、抗ヒスタミン成分、抗炎症成分、抗菌成分、目への栄養成分など"目の充血"に効果がある成分を配合したものを選びましょう」とアドバイスしている。