くらコーポレーションは11月4日、「牛丼を超えた、『牛丼』」(税込399円)を全国の「無添くら寿司」で発売する。「すしやのシャリカレーぱん」「シャリコーラ」など度肝を抜かれるメニューが登場しているが、今度は「牛丼」を出してきた。回転すしの枠からどんどん外れていく同店の新作サイドメニューをひと足先に食べてみた。

「牛丼を超えた、『牛丼』」(税込399円)

「無添くら寿司」では、魚が苦手な人でも楽しめるよう、「7種の魚介旨辛醤油らーめん」や「すしやのシャリカレー」といったさまざまな商品を展開してきた。そんな同店が開発した今回の牛丼は、まさしく同店でしか食べられない味だという。

肉と玉ねぎのうま味をしっかりと感じられる

商品名が「牛丼を超えた、『牛丼』」というので、その実態が気になる人も多いだろう。実際、どのような商品なのだろうか。まず、同社は牛丼チェーンとは異なり、独自の製法を採用。最初に玉ねぎを煮込んで取り出し、その次に牛肉を硬くならない程度に火を通している。全ての食材を同時に煮込まないようにすることで、肉と玉ねぎのうま味と食感を逃すことなく作れるそうだ。

完全にすし屋の枠を超えていた

また回転すし屋の強みを生かし、味付けの特製だれには「7種の魚介だし」を使用。実際に食べてみたところ、魚介の風味というよりは昔ながらの優しいだしの甘味を感じられた。味は濃いめなので、少しガリをのせるとさっぱりするのでオススメだ。

ガリをのせるとさっぱりとするのでオススメ

すし、ラーメン、カレー、牛丼と、味のラインナップがますます豊富になった「無添くら寿司」。「牛丼を超えた、『牛丼』」はすし屋らしい、"だしのきいた和風の牛丼"という印象だった。味が気になる人はぜひ試してみてほしい。