日本ケンタッキー・フライド・チキンは11月2日、今までのチキンの常識を覆すという新商品「CHIZZA(チッザ)」(税込980円)を発売する。「CHICKEN(チキン)」と「PIZZA(ピザ)」を掛け合わせた同商品はどのようなものだろうか。このほど行われた試食会に行ってきたので、実際に食べてみた。

ぱかっ

「CHIZZA(チッザ)」(税込980円)

試食会まで一切の情報が明かされなかったこの「チッザ」。筆者自身も「おそらくピザのトッピングが『オリジナルチキン』なんだろうな」って思っていたら、ピザ生地がチキンのピザだった。

ピザ生地がチキンになっている

そもそもこの「チッザ」は、2015年7月にフィリピンの「ケンタッキーフライドチキン」で初登場し、インド、タイ、韓国などのアジア圏に広まった。直径約15cmの国内産チキンに、トマトケチャップ、オニオン、コーン、サラミ、チーズ&チーズソースをのせてオーブンで焼き、最後にハーブミックスをトッピングしている。

トッピングにはトマトケチャップ、オニオン、コーン、サラミ、チーズ&チーズソースを採用

実際に食べてみると、ピザとフライドチキンのうま味を同時に感じられるぜいたくな味わい。とろけるチーズや甘いコーンがトッピングされているので、味わいに広がりも生まれていた。さらに、サラミやオニオンがアクセントとなっており、2枚3枚と食べたくなってしまう商品だった。

とろけたチーズとチキンは意外にあう

同商品は1羽から2枚しか取れない貴重な肉を使用しているため、数量限定で販売する。売れ行きによってはすぐになくなってしまうこともありえるそうだ。気になる人は食べ逃さないように注意してほしい。