イタリアのフェラーリは、プランシングホース(跳ね馬)初のV8エンジン搭載4シーターモデル「GTC4 ルッソ T」をパリモーターショーで世界初公開すると発表した。610PSを発揮する3.9リットルのV8ターボエンジンを搭載する。

フェラーリ「GTC4 ルッソ T」

「GTC4 ルッソ T」はスポーツ性と多用途性を備え、毎日のドライビングに完璧に応える1台を求めるユーザーに向けてデザインされた。搭載されるパワーユニットは3.9リットルのV8ターボエンジンで、最高出力610PSを発揮。760Nmの最大トルクを3,000~5,250rpmという幅広い回転域で発生させ、いつでもパワフルな加速を可能としている。

エンジンは可変ブーストマネージメントと呼ばれる制御ソフトウエアを採用。選択されているギアごとに最適なトルクを発生させ、エンジンの回転上昇とともにパワフルになるピックアップと最適な燃料消費を実現する。フェラーリ伝統のサウンドのために、エンジン点火を同調させるフラットプレーン・クランクシャフトや等長エグゾーストヘッダー、大径サイレンサーなどが採用されている。

このパワートレインは後輪を駆動し、4輪操舵も装備される。リアホイール・ステアリング・システムは、最新のSCM-Eサスペンション電子制御システムであるESP9.0に加え、第3世代サイドスリップ・コントロール(SSC3)とも統合されている。

エクステリアはV12エンジンを搭載する「GTC4 ルッソ」と同様、流れるようなラインを持つシューティングブレーク・クーペスタイルを採用。インテリアはエレガントなレザーとスポーティ・メタル、カーボンファイバー・パーツが調和し、ユニークなデュアルコックピット構造も大きな特徴となっている。