カニエ・ウェストが、銃を突きつけられる強盗被害に遭った妻キム・カーダシアンを支えるため、一部ツアー日程を延期した。
3日にキムがパリの滞在先で強盗に遭ったことを聞き付け、メドウズ・ミュージック&アーツ・フェスティバルのヘッドライナーとしてのショーを中断していたカニエだが、キムのそばにいるため今後の日程も延期することにしたようで、4日と6日に予定されていたフィラデルフィアとデトロイトの公演を12月へ変更した。
プロモーターのライブ・ネイションは「家族の心配ごとにより、今週に予定されていたセイント・パブロ・ツアーのフィラデルフィアとデトロイト公演の日程が変更となりました。フィラデルフィア公演は12月13日、デトロイト公演は12月22日になります」と発表している。今月7日に予定されているシカゴ公演は予定通り行われるものとみられている。
キムが浴室に閉じ込められている間に数億円相当の宝石と2台の携帯電話が盗まれた今回の強盗事件を受け、カニエは「どうしようもなさ」を感じたと言われている。ある関係者はピープル誌に「カニエはこれまで生きてきた中で最も辛い日の1つで、どうしようもなさを感じると言っています」「普段はどうしようもなさを感じることに慣れていない男ですからね。普段はコントロールできているんです。なのに今回のことで妻を失う可能性があり、そのことについて自分は何もできない可能性もあるということに気づいたんです」と語った。
今回の事件でキムにけがはなく、ニューヨークにいるカニエの元に行くため、母クリス・ジェンナーとその恋人コーリー・ギャンブルと共に事件後間もなくパリから帰国している。
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