完全オリジナルストーリーのフル3DCGアニメーションとして登場する「サイボーグ009」シリーズの最新作『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』。2016年11月25日(金)より、全3章完結、各章2週間限定で劇場公開される本作の主題歌が決定した。

注目の主題歌は、MONKEY MAJIKの書き下ろし新曲「A.I am Human」。国籍を越えて固い絆で結ばれた戦士たちが平和のために闘う本作の世界観に合った、疾走感と、闘うことへの哀愁が漂う楽曲に柿本監督も大絶賛のコメントを寄せている。

『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』の主題歌はMONKEY MAJIKが担当

また、今回の主題歌の決定に際して、『楽園追放 -Expelled from Paradise-』で注目を集めた齋藤将嗣氏が描き下ろしのビジュアルを提供。ジョーやフランソワーズとともにゼロゼロナンバーサイボーグのスーツに身をまとったMONKEY MAJIKのメンバーが描かれたイラストとなっている。

齋藤将嗣氏による描き下ろしビジュアル

■MONKEY MAJIKのコメント

――映画主題歌に決定した思いについて
自分たちが生まれる前から続く大作アニメ「サイボーグ009」の最新作の主題歌を制作できるなど想像もしていませんでした。僕たちMONKEY MAJIKは宮城を拠点に活動をしていますが、作者・石ノ森章太郎先生は同郷であり、宮城の誇りでいらっしゃいます。先生の作品に対しては特別な想いを抱いており、世界中から愛されるこの作品に携われることを、とても光栄に思っています。

――タイトルに込められた思い
作品を全て拝見し、人の心とサイボーグの身体を持つ主人公の葛藤、ゆえに抱く正義や愛を感じていました。その狭間に抱く想いをA.I. (=サイボーグ) am Human(=人間)として、タイトルに託しました。

――楽曲解説(聞きどころ)
世界を救うために立ち上がるスーパーヒーローの力強さ、疾走感を感じられる仕上がりにしたいと思っていました。また、世代を超えて長年愛されるアニメですので、ブレイクポイントとサビに、70~80年代らしいノスタルジックな要素を入れました。

――レコーディング時エピソード
体が変わっても、自分の心の中にある光や勇気をフォーカスすることで、人として輝いていられる。人間の最も難しいテーマでもあることを、できるだけ日本語と英語を交えてストレートに伝えられるよう、歌詞は何度も推敲しました。

■柿本広大監督のコメント
MONKEY MAJIKさんの曲が持つ、優しさや強さの中に感じる一抹の哀しさが、まさにゼロゼロナンバーサイボーグ達の過去や悩みを連想させて、聴く度に胸が熱くなります。オープニング曲、エンディング曲ともに作って頂いたことで、それぞれの曲が更に引き立てあい、サイボーグ009という作品自体がまるでひとつの綺麗な旋律になったように思いました。素晴らしい曲を本当にありがとうございます。

■製作プロデューサーのコメント
国籍を越えて固い絆で結ばれた戦士たちが平和のために闘う「サイボーグ009」。その世界観に合い、なおかつ本作において重要な要素である主人公の能力、“加速装置”を表現できるアーティストの方を探す中、MONKEY MAJIKさんのお名前が浮かびました。我々の求める疾走感や、闘うことの哀愁を、きっと楽曲のリズムに乗せて表現していただけるのではないかと思いました。さらにMONKEY MAJIKさんが拠点にされている宮城県は、原作者・石ノ森章太郎の故郷でもあります。そのつながりにもご縁を感じ、是非とも本作の主題歌制作をお願いしようという考えに至りました。

『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』は、2016年11月25日(金)より、全3章完結、各章2週間限定公開。詳細は公式サイトにて。

(C)2016「CYBORG009」製作委員会