Q.ふるさと納税をやっていない理由を教えてください。(画像はイメージ)

テレビやネットで取り上げられることの多い「ふるさと納税」。お礼にもらえる特産品がお得だと話題になってはいるが、実はまだ利用したことがない……という人もいるのではないだろうか。 前回は「ふるさと納税をやっている人がもらったお礼品」を紹介したが、今回は「ふるさと納税を利用したことがない」マイナビニュース会員に、その理由を尋ねてみた。

Q.ふるさと納税をやったことはありますか?

はい 13.5%
いいえ 86.5%

Q.(「いいえ」と答えた人にお聞きします)ふるさと納税をやっていない理由を教えてください。

■仕組み、やり方が分からない
・「仕組みとやり方がよく分かっていないからです」(53歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「どこで納税するのか分からないから」(36歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「住んでいる場所にあるのかさえ分からない」(30歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「やり方が分からないし何が利点なのかもよく分からない」(34歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

■面倒くさいから
・「確定申告が面倒くさい」(54歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「ちょっと面倒そうだと思っている」(33歳女性/食品/事務・企画・経営関連)
・「どちらでもいいなら面倒なことはやりたくない」(51歳男性/その他/その他・専業主婦等)

・「手間がかかったり、面倒な手続きがあったりしそうなので」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)

■経済的に余裕がない
・「経済的に厳しいからです」(50歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「今ある生活が第一なので無駄な出費はしたくないため」(34歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「納税するほどお金に余裕がない」(38歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「趣味にお金を投入していて、ふるさと納税を行うだけの余裕がない」(54歳男性/その他/メカトロ関連技術職)

■欲しいお礼の品がない
・「特に欲しいものがない」(55歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「もらえるものに魅力を感じないから」(33歳男性/専門店/事務・企画・経営関連)
・「魅力的な商品が見つからないから」(33歳女性/専門商社/事務・企画・経営関連)

■メリット、必要性を感じない
・「納税をして特産品をもらうくらいなら資産運用をする」(43歳男性/その他/専門職関連)
・「所得が少ないのでそんなに課税されていない」(42歳男性/専門店/販売・サービス関連)
・「ふるさと納税するよりも自分たちの所にお金を落とした方が良いと思って」(46歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「ふるさと納税をすると現住の市町村に納税される金額が減るのでメリットが感じられない、モノをもらうよりも地域が豊かになる方がよっぽどよい」(39歳男性/証券・投資銀行/営業関連)

■総評
ふるさと納税をやらない理由として最も多かったのは「仕組み、やり方が分からない」というものだった。「言葉は聞いたことはあるけど何か知らない」「メリットがいまいちよくわからない」「どこから始めて良いのか分からない」といった回答が寄せられていたが、テレビ等で話題になっているのは知っていても、詳しい仕組みが分からないため手を出せずにいるようだ。

「面倒くさそう」という理由も多かった。ふるさと納税による税金の控除をうけるには原則として確定申告を行う必要があるが、これが「ハードルが高い」と感じてしまう理由のようだ。昨年4月からは「ワンストップ特例制度」が始まり、確定申告不要な給与所得者等に限り寄附先が5団体以内であれば確定申告が不要となったが、この制度を利用するにも申請書を提出する必要があるため面倒に感じてしまうかもしれない。

他にも、興味はあっても「時間がない」「どの自治体にすべきか決めかねる」「お礼の品を選ぶのに時間がかかっている」といった理由が挙がっていた。

また「居住地の税収が不足すれば、生活に直結した不具合が発生するため、ふるさと納税には反対」といったように、制度自体に疑問を持っているという声もあがった。

理解されていない点も多く、また制度自体の問題も指摘されているふるさと納税。しかし、お得な特産品も多くうまく活用すれば大きなメリットが得られることもあり、納税額が年々増加しているのもまた事実だ。これを機にあなたも一度試して、ふるさと納税について考えてみるのはどうだろうか。

調査時期: 2016年8月3日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 304名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません