食費を抑えるためのポイントは?

3. 飲み会が多い
仕事上の付き合いでどうしても避けられない場合もあるかもしれませんが、飲み会が多過ぎると人によってはかなりの出費になっているはずです。通常1回の飲み会で3,000円程度かかるので、自炊したときの数倍になります。「飲み会は交際費」と考えるとしても、行く回数を見直してみるといいでしょう。金額が大きいだけに、食費の節約にはかなり効果があります。

4. 給料日後などお金があるときに食費をかけ過ぎている
食べ歩きが趣味という人や、いつも頑張っている自分へのごほうびとして、おいしいものを食べに行くのが好きという人も多いでしょう。それ自体は悪いことではありませんが、給料日後などお金があるときには外食ばかり……となるのは計画的ではありません。食費だけでなく、お金をあるだけ使ってしまっている可能性があります。外食の回数や予算などを決めておくなどして、楽しみながらも食費を浪費しないよう工夫してみましょう。  

食費を抑えるためには?

食費を浪費してしまう人の行動パターンを4つ挙げましたが、節約するための基本はなるべく自炊を増やすことです。更に大事なのは、一週間分の食費の予算を決めるということ。食費を浪費している人は、一週間に使える食費の予算を立て、金額を把握することから始めてみましょう。

買い出しに行くとついつい余計なものまで買ってしまうという人は、ネットスーパーをうまく利用するのもおすすめです。ふだんの買い物だと、気になる物は余り悩まず買い物カゴへ入れてしまいがちですが、実際に商品を手に取れないネットスーパーですと、必要なものだけ購入することができるでしょう。

また、野菜などの食材を定期配送してくれるサービスもあります。それに加えて不足分をネットスーパーで買い足せば、実店舗に行く機会が減って余計な買い物を抑えられるだけでなく、忙しい人にもメリットが多いはずです。その他、レシピ付きで夕食食材を届けてくれるサービスもあります。普通に食材を購入して調理するより割高にはなりますが、食材を使い切れず無駄にしてしまう心配もないので、毎日自炊しない場合は取り入れてみるのも手かもしれません。

筆者プロフィール:武藤貴子
ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント
会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中。FP Cafe登録FP。