ユニクロはこのほど、「夏休みの孫へのギフト」に関する意識調査の結果を発表した。調査は7月下旬、子どもを持つ祖父母世代、および両親世代を対象にインターネットで行われ、412サンプル(男女各206名、かつ祖父母両親各206名)を得た。

夏休みにあげる孫へのプレゼント1位は「現金」

「夏休みに孫にあげたプレゼント」

調査ではまず、祖父母世代に、直近2年以内の夏休みに孫にどんなものをプレゼントしたか尋ねたところ、「現金(52.4%)」「服(47.6%)」「本(46.6%)」がTOP3となった。また、物では「服」が最も多く、「おもちゃ(38.3%)」や「ゲーム(28.6%)」を大幅に上回った。

「現金をプレゼントする(される)ことに抵抗があるか」

続いて、孫に現金をプレゼントすることについて抵抗があるか聞いたところ、祖父母世代の76.2%が「抵抗がない(49.5%)」「あまり抵抗がない(26.7%)」と回答。両親世代もまた、子どもに現金をプレゼントされることに対して、「抵抗がない」派が大多数(78.7%)を占めた。

一方、「抵抗がある」派は祖父母世代で23.8%、両親世代では21.4%。両親世代からは、「現金は生々しい」「お金のありがたさを感じなくなったら困る」といった意見が寄せられた。

親は欲しいものを伝え、祖父母は欲しいものを聞く

「プレゼントをもらう(する)ときの行動について」

次に、両親世代を対象に「子どもが祖父母からプレゼントをもらうとき、どういった行動をとるか」と尋ねたところ、「子どもに欲しいものを聞いて両親に伝える(48.1%)」という人が半数近くを占め、「自分が子どもに良いと思うものを両親に薦める(20.4%)」と合わせると、68.5%が何らかの形で要望を伝えていることがわかった。

一方、祖父母世代は、「事前に孫と孫の親の両方に欲しいものを聞く(44.2%)」が最も多く、「事前に孫に欲しいものを聞く(19.4%)」や「事前に孫の親に欲しいものを聞く(15.0%)」と合わせると、何らかの形で事前に欲しいものを確認している祖父母世代は、78.6%にのぼった。