エールフランス航空は8月2日、客室乗務員によるストライキが終結し、8月3日から正常運航となったことを発表した。今回のストライキは7月27日からの7日間にわたり、合計で約1,400便が欠航。約18万人に影響し、影響額は9,000万ユーロと見積もられている。

8月3日より通常運航へ

8月より、同社の経営陣は客室乗務員組合に話し合いを働きかけており、交渉のための時間を確保するとしている。ストライキの影響を最小限にするべく、期間中は7,500人以上のスタッフがコールセンター、チケット発券カウンター等で対応。短・中距離路線の80%以上、長距離路線の90%以上を維持するために、グランドスタッフや勤務を継続した客室乗務員等が尽力し、欠航の影響を受けた70%以上の乗客は代替案で飛行できたとのこと。

同社は「夏のハイシーズンにストライキでご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫びいたします」とコメントしている。