野村不動産アーバンネットは8月3日、「住宅購入」に関する調査結果を発表した。調査期間は7月8日から14日、有効回答数は1,310人。

不動産、今は買い時?

「不動産の買い時感」について、「今は買いどきだと思う」「どちらかと言うと買いどきだと思う」の合計は48.1%で、前回より6.8ポイント上昇した。

「不動産の買い時感」

「買いどきだと思う理由」については「住宅ローン金利が低水準」が前回比15.2ポイント増の84.3%となった。以下「購入をする上で税制などのメリットがある」(29.8%)、「今後、不動産価格が上がると思われる」(25.1%)、「自身のライフステージからみて購入タイミングである」(21.1%)となった。

「買いどきだと思う理由」

「今後の不動産価格」については「下がると思う」(30.7%)となり、「上がると思う」(24.6%)を4年ぶりに上回った。

「住宅購入計画に影響を及ぼしたニュース」については、「日銀のマイナス金利導入に伴う住宅ローン金利の低下」が50.1%、「大都市圏での不動産価格の上昇」が39.4%、「消費税10%への引き上げの延期」が36.3%、「英国のEU離脱に伴う金融市場の混乱」が25.6%となった。

リフォームをしようと思う?

中古住宅購入時に、「リフォームを考えている(リノベーションを含む)」と回答した人は75.8%となった。年代別に見ると、「50代」が81.6%で最多、続いて「60代」が79.7%となった。

「中古住宅購入時にリフォームを考えている人」

「リフォーム(リノベーションを含む)をしようと思う理由」については、「自分の好みにあったデザインにできる」が66.4%で最多、「新築住宅よりも手頃な価格で購入できる」が59.6%となった。

「こだわりたいポイント」については「生活しやすい間取り」(57.8%)、「内装(床材、壁紙、建具など)のデザイン」「キッチン」(48.1%)、「バスルーム」(45.6%)、「収納スペース」(44.7%)となった。