『ゴーストバスターズ』のゴーストがケーキになったのでバスターしてきた

夏といえば、怖い話は欠かせないだろう。そこで、グルメでも何か怖い話はないかと探してみたところ、スリーエフに映画『ゴーストバスターズ』の「マシュマロマン」のようなゴーストケーキが出現したという話を聞きつけた。これはグルメ編集者である筆者がゴーストバスターするしかない。

ゴーストケーキ「ゴーストバスターズケーキ(マシュマロin)」(税込240円)

スリーエフのゴーストケーキの正体は、「ゴーストバスターズケーキ(マシュマロin)」(税込240円)。こんもりと盛られたホイップクリームのような顔に、モカビーンズチョコレートのような目が付いている。かわいらしい顔だが、ゴーストに違いない。早く退治しなければ。

かわいらしい見た目だが、ゴーストに違いない

映画やゲームを参考にしたところ、ゴースト退治には掃除機のようなもので吸いこむことが有効とのこと。編集部内に掃除機らしいものがなかったので、今回はラップの芯とティッシュ箱を使い、非科学的な技術を用いて「ゴースト掃除機もどき」を作成した。通りがかった編集長に「小学校3年生の工作よりひどい」と言われたが、おそらく編集長の周りにはエジソン級の天才小学生しかいないんだろうなと思いたい。


ラップの芯とティッシュ箱を使った「ゴースト掃除機もどき」	これで退治できるだろうか

早速、完成したゴースト掃除機もどきでゴーストケーキを吸ってみよう。

うわあああああああああああああああ

はぁ、はぁ……

うわあああああああああああああああああああああ

効果はないようだ

ゴースト掃除機もどきの効果はなく、失敗に終わる。こうなったら食べて退治するしかないだろう。恐る恐るスプーンですくって食べてみると、ホイップクリームは思った以上に甘さが控えめで驚く。クリームの周りにはベリーソースがかけられており、ほどよい酸味がアクセントになっていた。


こうなったら食べて退治するしかない

ホイップクリームの下に入っていたのは、ほんのりビターなチョコレートのスポンジケーキ。これとモカビーンズチョコレートで、全体的に甘すぎない味に仕上げられているのだろう。ホイップクリームの中には、マシュマロも埋められている。ゴーストのクセに、手が込んでるじゃないか……。


チョコレートスポンジケーキの苦味、ホイップクリームの甘味、ベリーソースの酸味が同時に楽しめる	ホイップクリームの中には、マシュマロが埋められていた

モカビーンズチョコレートの苦味とベリーソースの酸味で、甘すぎない味に仕上げられたゴーストケーキ。戦いは筆者の完敗に終わったが、満足感のあるケーキだったので負けて悔いはない。身近にスリーエフがある人は、ぜひこのゴースト退治に挑戦してみてほしい。