ジェットスター・ジャパンは7月12日、7月9日に運航した福岡→成田便(GK502便、A320、機番: JA04JJ)について、国土交通省航空局より重大インシデントに認定されたことを発表。今後、運輸安全委員会により原因解明にむけて詳細な調査が実施される。

同件は9日09:47頃、中部国際空港(セントレア)の南南東約130km、高度約1万1,000mで発生。1万1,000m上空を運航中、機長席側および副操縦士席側の対気速度計の表示が不安定となる事象が発生した。管制の許可を得て降下したところ、不安定だった機長席側と副操縦士席側の対気速度計の表示が安定したため、ほぼ定刻に成田空港に到着した。A320には乗客150人(ひとりは幼児)と乗員が6人、合計156人が搭乗しており、けが人はなかった。

同件に対しジェットスター・ジャパンは、「運輸安全委員会の調査に全面的に協力するとともに、再発防止策を講じ安全運航の徹底を図って参ります」とコメントしている。