ベビー&キッズの新商品が集まる「ベビー&キッズ EXPO」。業界で日本最大の商談展とうたわれる同イベントでは7月6~8日の期間、220社が自慢の商品をPRしている。今回は展示されている商品の中でも子育て中のパパ・ママにオススメの一押しグッズを紹介する。

新生児から使えるエルゴベビーの新製品!

エルゴベビーの「ADAPT ベビーキャリア」(共に2万3,000円)。共に2016年10月から販売される商品で、左から「アズールブルー」「アドミラルブルー」となっている

まず紹介したいのが、2016年5月に新発売されたエルゴベビーの「ADAPT ベビーキャリア」。これまで同ブランドのベビーキャリアは0歳児から利用する際、別売りの新生児用インサートを取り付ける必要があった。しかし今回のシリーズは、インサートを取り付けなくても新生児から使用可能。シートの幅も子どもの体形にあわせて9段階の調節ができるので、4歳ごろまで利用できるのが利点だ。

デニムブランド「Lee」とのコラボ商品も

発売以来、多くの親から人気を集めているという同商品。さらに10月からはストライプの柄が入った「アドミラルブルー」「アズールブルー」の2色のバリエーションが加わるとのことだ。「エルゴベビーのベビーキャリアはママだけでなくパパにも人気が高く、ブルーやグレーなど落ち着いた色の商品が売れています」と担当者。デニムブランド「Lee」とコラボした商品など、パパがファッションとして楽しめそうなベビーキャリアも充実しているのでチェックしてみてほしい。

まるでおもちゃみたい! ちょっとしたプレゼントにも最適のベビー用歯ブラシ

ホクビという会社が製造・販売するベビー用歯ブラシ「HAMICO」(600円)

リング型の持ち手とキュートなイラストが特徴。歯磨きの時間を楽しくしてくれそうなのがホクビという会社が製造・販売する「HAMICO」(600円)だ。一見おもちゃのようにも見える同商品は2016年8月に発売予定のベビー用歯ブラシ。かわいさだけでなく機能性を重視したデザインとなっている。丸い持ち手は小さな手で握りやすく、ブラシが喉まで届かないようにストッパーの役割も果たすのだ。また歯肉を刺激しないよう、ブラシには柔らかい毛を使用し、毛の先も丸くするなど丁寧に仕上げている。

丸い持ち手は握りやすく、ストッパーの役割も果たす

「歯科医師と歯科衛生士が開発した安全な商品。ママの仕上げ磨きにも便利です」と担当者。家庭での利用に加えて、ママ友へのちょっとしたプレゼントにも活用してみてはいかがだろうか。

巻くだけでつわり解消!? な便利グッズ

テクセルジャパンが取り扱う「PsiBands mama(サイバンド・ママ)」(3,090円)。腕時計のように両手首に巻き付けて使用する

つわりに苦しむプレママに紹介したいのはテクセルジャパンが取り扱う「PsiBands mama(サイバンド・ママ)」(3,090円)。胃から胸にかけての不快な吐き気を和らげる効果があるという「内関」(手首の一番太いシワから指3本目の位置、2本の筋の間にある)というツボを継続して刺激し続けてくれる指圧バンドだ。

アメリカ発の商品で国内では2016年10月から販売を開始予定。バンドに取り付けられた突起がツボにあたるように両手首に巻きつけて利用する。効果については個人差があるとのことだが、3種類のデザインがあり腕時計感覚で楽しめるので、試してみてもいいかもしれない。

子どもが就寝中もらくらく検温できる"おでこ式体温計"

電子計測器メーカー・カスタムの「パピッとサーモ PRO」(1万3,800円)

子どもの体温を測るのに苦労した経験を持つパパ・ママは多いのではないだろうか。そこで紹介したいのが電子計測器メーカー・カスタムが2016年1月に発売した「パピッとサーモ PRO」(1万3,800円)。おでこに近づけると最短1秒で検温できるほか、体温がおでこに光で表示されるので、子どもが就寝中で部屋が暗くてもすぐに確認できる優れものだ。さらに計測した体温はわきの下、口内、直腸の温度などに換算できる。

食品の表面温度や室内温度も測れるため、子どもが離乳食を食べる前に利用したり、子どものいる環境が適切か確かめるために利用したりもできそうだ。

0歳から6歳まで使える乗り物おもちゃ

フランス・グロッバー社の「グロッバー マイフリー 5in1」(1万5,000円)

最後に紹介するのはフランスのグロッバー社が開発した乗り物おもちゃ「グロッバー マイフリー 5in1」(1万5,000円)。国内では、2016年9月に発売予定だ。生後12カ月以降では親がサドルに子どもをのせ、ハンドル操作することによって移動。15カ月以降ではハンドルを外し、サドルにまたがった子どもが自力で移動。さらに2歳からはハンドルを取り付けたままサドルを外し、子ども自身がスクーターのように利用して楽しめる。

ドイツで行われた玩具の国際見本市でアワードを授賞した注目の商品。家族や友人とアウトドアで遊ぶ楽しさを教えてくれそうだ。


いかがだっただろうか。次々と新商品が発売されるベビー&キッズ市場。子育てライフを少しでも快適にするために、ぜひチェックしてみてほしい。

※価格はいずれも税別