アイドルグループ・関ジャニ∞のメンバーで俳優の丸山隆平が26日、主演舞台『マクベス』の公開稽古及び囲み取材に、共演の遠藤要、安藤聖、三上市朗、窪塚俊介とともに登場した。
同作はイギリスの劇作家・シェイクスピアの四大悲劇の一つで、約400年にわたって世界中で演じられ続けてきた。スコットランド王・マクベスをモデルにし、丸山演じるマクベスが主君を暗殺し王位につくが、重圧に耐え切れず錯乱して暴政を行い、貴族や王子らの復習に倒れるまでを描く。
4年ぶりとなる主演舞台に、丸山は「丸山隆平にしか演じられないマクベス」=“マルベス”として頑張りたいと意気込む。遠藤は「アイドルの丸ちゃんじゃなくて、役者・丸山隆平が見られるので。ほんとうにエネルギーがすごいですよね。観た人は、ビビーンと感じちゃうんじゃないかな、女の子たちは」と、"マルベス"の魅力について語った。
丸山はメンバーの村上信五から「マルベス! どうや調子は」と声をかけられ、安田章大からは「いってらっしゃい」とメールを受け取ったと明かし、関ジャニ∞内でも注目度は高い様子。稽古では「どこか、自分の中の日々の変化を確かめに稽古場に行くみたいな感じはします。その日の自分にしかできないものの中から、本番に使えそうなものを拾い集めるみたいな」と話した。悩むことも多かったというが「うーん、となってる時、三上さんがトントンして去っていく」と、ベテラン俳優の頼もしさを語った。
また、殺陣やラブシーンなど運動量が多く、ステージを二階層に分けるなど劇場全体を使用した舞台に「稽古中はビチョビチョですよ!」と語る。マクベス夫人役の安藤とも「ビチョビチョ同士」だが、「人間だな、と感じていただければ。生きてるんだなこいつらと」と、メッセージをおくった。