辛うまラーメンの代表格「蒙古タンメン中本」(以下、中本)は今日、カップ麺や豆腐スープとして手軽に家でも食べられる商品となっている。そんな中、"即席飯"として新提案された商品が「蒙古タンメン中本 辛旨飯」(税込267円)だ。あの辛ウマな味はどうアレンジされているのか、早速確かめてみよう。

「蒙古タンメン中本 辛旨飯」(税込267円)

この辛旨飯は6月15日より、全国の「セブン-イレブン」店舗で随時販売されている。カップ麺「セブンプレミアム 蒙古タンメン 中本」の残りスープにご飯を投入するという、ファンによる最もおいしい食べ方からヒントを得て実現したという「セブン-イレブン」オリジナル商品だ。同店店主の白根誠氏監修のもと、「カップヌードルごはん」を製造している日清食品との共同開発となっている。

パッケージには、「蒙古タンメン中本 辛旨オイル」が付いている

ふたを開けてみると、中には日清独自の技術によって乾燥させられた米と具材が入っている。カップ麺「セブンプレミアム 蒙古タンメン 中本」と同じく、ごろごろとした豆腐も入れられていた。

豆腐がごろごろ入っている

この赤い粉のようなものがスープのもとだ

早速調理してみよう。水を内側の線まで注いで混ぜ、ふたをのせて500Wの電子レンジで加熱すること5分。最後に、ふたについていた「蒙古タンメン中本 辛旨オイル」をかければ完成だ。このオイルは少しなめてみると、舌にじわじわとしびれが襲ってくる。これをかければ、もう後戻りはできない……。

内側の線まで水を入れる

よくかき混ぜる

ふたをしてレンジで5分加熱する

「蒙古タンメン中本 辛旨オイル」をかけて、よく混ぜれば出来上がりだ

商品から漂ってくるのは、紛れもない中本のラーメンの香り

完成した商品からは、野菜のうま味がよく溶け込んだ、中本のスープの香りがした。これだけでも、今回の商品がどれほど中本を再現できているかがうかがい知れるだろう。豆腐は非常に柔らかいので、豆腐の食感を楽しみたい人は優しく混ぜてほしい。

豆腐は優しく混ぜないと写真のように砕けてしまう

さて、気になる味はというと……、辛い辛い辛い!! 麺をすすらないので、むせることはないものの、想像以上の辛さに閉口してしまった。それでもひと口、またひと口と、食べ進める手は止まらない。

キャベツやニンジンのシャキシャキとした食感が楽しめる

だんだん舌が慣れてくると、豚と野菜のうま味を感じられるようになってきた。ただ単に辛いだけではない。そこに野菜のコクやうま味があり、辛さと絶妙なバランスになっているからこそ、中本には根強いファンがいるのだ。この商品でも同じことが言えるだろう。

キクラゲも大ぶりだ

食べ終わるときには、汗だけでなく鼻水も止まらない状態に……。総量は93gで、成人男性には少し物足りないかもしれないので、これにもう少しご飯を追加してみるのもいいかもしれない。さらには、カップ麺「セブンプレミアム 蒙古タンメン 中本」と「蒙古タンメン中本辛旨豆腐スープ」も一緒に買って、"中本定食"にしてみると、新しい"辛みの世界"が見えてくるかも?