細田守監督の最新作『バケモノの子』が今夏、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて初放送されることが明らかになった。

『時をかける少女』(06年)、『サマーウォーズ』(09年)、『おおかみこどもの雨と雪』(12年)などの話題作を手掛けた細田守監督の3年ぶりとなる最新作として、2015年7月より公開された『バケモノの子』。観客動員数は459万人と、2015年夏の邦画No.1ヒットを記録し、第39回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した。さらに海外でも、サン・セバスチャン国際映画祭にてアニメーション映画として初のコンペティション部門に選出され、49の国と地域で配給が決まり、今なお世界各地で上映が続くなど国内外問わず高い評価を得ている。

劇中では、母親を亡くし一人ぼっちとなってしまった少年・九太と乱暴者のバケモノ・熊徹らとの出会いを通して、少年期に誰もが直面する「自分は何者なのか」という本質的な問いと、そういった子どもたちに社会や大人、親や家族が何をしてあげるべきなのか、何ができるのか、という今日的な課題の双方が壮大な冒険物語の中で描き出されている。声優キャストには、熊徹役に俳優の役所広司、九太の青年期を俳優の染谷将太、少年期を女優の宮﨑あおい、ヒロインの楓役を女優の広瀬すずが担当した。

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