伊勢志摩サミット(5月26・27日)を前に、首都圏の鉄道事業者が相次いで警戒態勢に入った。一部の駅でコインロッカーやゴミ箱の使用を中止し、テロへの警戒を強める。

首都圏の鉄道事業者も伊勢志摩サミットに向けた警戒態勢に(写真はイメージ)

東京都交通局では、都営地下鉄の新宿駅(都営大江戸線)・新橋駅・六本木駅・日本橋駅・大手町駅・浅草駅など17駅でコインロッカーの使用を中止。5月17日以降、18駅でゴミ箱を封鎖し、サミット当日の26・27日は都営地下鉄全駅のゴミ箱を封鎖する。26・27日はコインロッカーの使用を中止する17駅で飲料・アイスの自動販売機も販売を停止する。

東京メトロも全170駅でゴミ箱を撤去するとともに、主要な駅などでコインロッカーを封鎖したと報じられた。JR東日本もサミットに合わせ、一部の駅構内のゴミ箱・コインロッカー、一部の列車内のゴミ箱の使用を中止すると発表している。

京王電鉄は5月17日から4駅でコインロッカーを封鎖。小田急電鉄も17日から特急列車車内のゴミ箱を封鎖し、26・27日は一部の駅でゴミ箱・コインロッカーの使用を中止する。京急電鉄も17日から、主要な6駅でコインロッカーと飲料用自動販売機のダストボックスを使用中止とし、26・27日は証明写真機も使用中止とする。各社局ともサミット終了後の5月28日以降は通常に戻るとのこと。

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