民放テレビキー5局の2015年度(2015年4月~2016年3月)決算が13日出そろい、持ち株会社でない単体の売上高で、日本テレビがフジテレビを抜いてトップに立った。フジは、1984年から31年にわたって守ってきた民放テレビ局売上トップの座を明け渡した。

民放テレビキー5局単体 2015年度決算

※下段は前年度比増減率

トップに立った日テレは、年度視聴率が全日・ゴールデン・プライムで2年連続トップの"三冠"を達成。こうした好調を背景に、広告収入が増加した。

民放テレビ局売上トップとなった日本テレビ本社=東京・汐留

テレビ朝日は、年度視聴率が全日・ゴールデン・プライムで2位となり、早朝から午後にかけての視聴率も改善。売上高は前年度並みを維持した。

TBSテレビは、広告収入が前年度を下回ったものの、CS事業やオンデマンド配信、『SASUKE』などの番組の海外展開事業の好調で、売上高は増収となった。

テレビ東京も、広告収入が前年度を下回ったものの、DVD販売やアニメ事業の好調で、増収となった。

フジテレビは視聴率の低迷を受け、5局中唯一の減収。上半期では開局以来初の赤字となったが、通期で黒字を確保した。

なお、持ち株会社「フジ・メディア・ホールディングス」の連結売上高は6405億7200万円(前年度比0.4%減)で首位となっており、2位「日本テレビホールディングス」の4147億8000万円(同14.4%増)に大きく差をつけている。