鉄道博物館(埼玉県さいたま市)は2018年夏に予定しているリニューアルオープンに向け、鉄道ジオラマ公開を9月5日から2017年7月中旬頃まで休止すると発表した。休止に先立ち、過去に実施したジオラマプログラムのリバイバル上演などの特別企画を実施する。

鉄道博物館のジオラマ全景

鉄道博物館の鉄道ジオラマは、線路総延長1,400mにも及ぶ国内最大級のスケールとされ、風景や建物などを精密な模型で再現した世界の中を総数1,400両のHOゲージ車両が走行する。駅舎、発電所、橋梁、トンネルなどの一般的な鉄道施設のほか、ループ線やスイッチバックなど、現在は少なくなった施設も再現されている。

リバイバル上演では、「鉄道の一日」「戦後の鉄道史」「貨物列車のひみつ」など、開館から現在までにジオラマで上演された全15種類のプログラムを復刻し、11時・13時・15時10分の1日3回、各回ごとに異なるプログラムを上演する。実施期間は5月28日から9月4日まで、2~4週間ごとにプログラムを入れ替える。8月16日から9月4日まで、13時の回で「さよならジオラマ新プログラム」と題した特別プログラムも上演する。

5月14日から7月18日まで、ジオラマにある1,400両から学芸員が選りすぐった車両をメインエントランスなどに展示する企画も。普段は眠っている車両や、遠くに留置されていて見えにくい車両などを間近に見られるチャンスとなる。

なお、鉄道博物館では6月末頃から「てっぱくひろば」、10月初旬頃から「ラーニングゾーン」も順次閉鎖し、リニューアルに取りかかる予定。これらの展示についても「さよならイベント」を行う計画があり、決まり次第発表となる。