お笑い芸人のキンタロー。が、16日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(レギュラーは毎週月曜20:00~20:54)の3時間スペシャルに出演し、デリカシーの無いものまねで殺害予告を受けたという事件を告白する。

『しくじり先生』で授業を繰り広げるキンタロー。=テレビ朝日提供

失敗してしまったゲスト講師が、自らの経験を反面教師としてもらうべく授業を繰り広げる同番組。キンタロー。は、AKB48(当時)の前田敦子のものまねで、デビュー1年目でブレイクしたが、ファンからそのものまねが失礼だと怒りを買い、数えきれない殺害予告があったことを明かす。

その被害は、自宅を特定された上、襲撃計画を立てられたというほど。恐怖のどん底に突き落とした、"赤文字のナゾの手紙"の存在も明かしながら、こうした経験によるあまりの恐怖で、3回も家を引っ越したという。

この原因を考えたところ、「自分にはデリカシーが無かった」という結論に達したキンタロー。は、今回の授業で子どものころからの歩みを振り返りながら、デリカシーのなさで怒りを買う人間の特徴を紹介。学生時代の驚くべき"ノンデリカシー行動"を反省する。

授業の最後では、人をいじって笑いを盛り上げてきた自身の人生を突き詰めて考えた結果、「気づいたことがあります」と切り出し、「これは、世間のすべての皆さんにお伝えしたい、とても大事なことです…」と言って、教訓を伝える。

この日の放送ではほかにも、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が「せっかくかなえた夢を、気の緩みで台無しにしないための授業」を行い、番組史上最多のしくじり体験を披露する。