男性が誤解しやすい「おっぱい」の真実

ここまで、バストに対する男女の意識差がわかったところで、次に男性が誤解しやすいバストサイズの秘密にも触れておきたいと思います。

その1. 男性が想像するバストサイズは現実とずれている

「Eカップって、なんとか谷間ができるかなってサイズだよ」と言うと、99%の男性が「嘘だろ? 」と思うはず。現実のバストサイズと男性が想像するバストでは、1~2カップほどずれている可能性があります。個人的感覚では、「俺、Dカップが理想だな! 」といった発言で男性が想像しているバストサイズは大抵Fカップです。

男性の皆さん、グラビア雑誌などに掲載されている女性たちの3サイズを信じていませんか? もちろん正しいサイズの人もいるでしょうが、体重と一緒でさば読んでいる可能性だってあります。巨乳っぽいからFカップで、控えめだからDカップで……なんてイメージで作られたバストサイズは当てにならないかもしれません。

まず、グラビアアイドルの3サイズは忘れましょう。そして女性がお風呂に入ったとき、下着の裏に付いているタグを見るまではサイズを信じないでください……! そう、下着の裏にはバストサイズが書かれたタグが付いています。

その2. アンダーが細い女性はバストが大きくてもわかりにくい

もう1つよくある誤解は、バストサイズが「胸の一番高いところ(トップ)」だけで決まると思われていること。実際には、バストサイズはトップと「胸の下の胴まわり(アンダー)」との差で決まります。細身の女性だったりすると、バストが服の上から全然目立ちません。

"ウエスト56cm"という脅威の細さを持つ友人は「"貧乳でも気にするな"って男性によく慰められる」と言います。そんな彼女はEカップ。男性の皆さん、「おっぱいは 脱いで見るまで わからない(季語なし)」と心得て、不用意な発言をしないことをおすすめします。

また、逆にやたら胸の輪郭を強調する服ばかり着ている女性は、本当に大きいかわからないうえに、男性の気をひくことで、お金もしくは承認欲求を求めている"地雷女子"の可能性も高くなります。「おっぱいを 強調するやつ 要注意(字あまり)」も暗記しておいてください。

おわりに

ここまで、バストに関する男女の意識差を紹介してまいりました。女性にとってバストサイズは繊細な内容。私も5年以上前に「Bカップだからって悔やむなよ」と言われたこと、一生忘れられません。正しい知識をもって損はありませんので、今日からあなたも"正しいバストの知識を持つ人"として、話題にしてみてくださいね。

※本コラムは個人の体験に基づくものであり、医療的な効果などを示唆・保証するものではありません

著者プロフィール: トイアンナ

外資系企業で約4年勤務。キャリアの一環としての消費者インタビューや、独自取材から500名以上のヒアリングを重ねる。アラサー男女の生き方を考えるブログ「トイアンナのぐだぐだ」は月間50万ページビューを記録。現在もWebを中心に複数媒体でコラムを連載中。