富士フイルムファーマはこのほど、病気や治療が目で見てわかる、糖尿病のWEBサイト「みる見るわかる糖尿病」をオープンさせた。

糖尿病のWEBサイト「みる見るわかる糖尿病」サイトイメージ

同サイトは、糖尿病の患者やその家族、糖尿病とは診断されていないが血糖値が高い人、糖尿病の知識をざっくり知っておきたい人などに向けたもの。糖尿病の実態や治療、日常生活について、グラフィックを使用しわかりやすく説明している。

コンテンツは「糖尿病を見る」「糖尿病と付き合う」「よくわかる糖尿病のくすり」「もっとわかるインスリン治療」や糖尿病関連の情報やリンク集など。4月4日の時点で「糖尿病を見る」が公開されている。

「糖尿病を見る」では、糖尿病の基礎知識を解説している。糖尿病は、インスリンというホルモンが不足することにより、慢性的に血糖が高くなる病気。健康な人と糖尿病患者ではインスリンの働きがどう違うのか、その仕組みを説明している。

また、糖尿病は「1型糖尿病」「2型糖尿病」「その他の特定の機序・疾患による糖尿病」「妊娠糖尿病」の4つのタイプがある。それぞれのタイプについても解説するとともに、予防策についても説明。糖尿病を治療せずに放置すると5~10年で合併症を起こす可能性があることから、治療の重要性についても解説している。

治療の3つの柱は「食事療法」「運動療法」「薬物療法」。薬による治療は、食事療法や運動療法だけでは十分な血糖コントロールができない場合に行われるとのこと。同サイトでは、薬物療法で使われる「飲み薬」「注射薬」のそれぞれの目的や、効果についても説明している。

そのほかのコンテンツ「糖尿病と付き合う」「よくわかる糖尿病のくすり」「もっとわかるインスリン治療」は近日公開予定とのこと。