エン・ジャパンは3月30日、「勤務スタイルが柔軟」と社員が感じている企業ランキングを発表した。それによると、上位2位は外資系IT企業が独占したことがわかった。

「勤務スタイルが柔軟」と社員が回答した会社トップ10|カイシャの評判ランキング

外資系が上位にランクイン

同ランキングは、企業口コミ情報サイト「カイシャの評判」で実施したアンケートで、「フレックスや在宅など柔軟な勤務スタイルが選択できますか?」という設問に「はい」と答えた人の割合をポイント化して作成した。

1位を獲得したのは日本ヒューレット・パッカード。同社は1977年にフレックスタイム、2001年にフリーアドレス、2007年に在宅勤務を導入している。回答者からは「育休、時短勤務ともに、出産後の女性は多く利用している。出産で会社を去る女性は少ない。在宅勤務制度もあり、育児中の女性は、通勤時間が無駄になるので、会社と在宅とうまく組み合わせて仕事をしている人も多い」(30代/女性/現社員(正社員))などの声が寄せられた。

2位は短時間勤務制度などの取り組みを行っている日本アイ・ビー・エム。「e-work(各社員がそれぞれの事情により、自宅で勤務を行うことができる制度)を前提に、快適なモバイル環境が整備されており、いつでもどこでも仕事ができる環境」(50代/男性/現社員(正社員))という。

以下、3位は男性の育児休暇所得実績が多いルネサスエレクトロニクス、4位はリクルートキャリアと東芝だった。