3月27日に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2016」エイベックス・ピクチャーズブースで、TVアニメ『双星の陰陽師』イベントが開催され、メインキャスト陣が登壇した。

左から2番目より前野智昭、花江夏樹、潘めぐみ、村瀬歩、福山潤

2016年4月よりテレビ東京系で放送開始となるTVアニメ『双星の陰陽師』は、漫画雑誌『ジャンプSQ.』で連載中のバトルアクション・ファンタジー作品。才能がありながらも陰陽師になることを拒む少年・焔魔堂(えんまどう)ろくろと、陰陽師の少女・化野紅緒(あだしのべにお)が、陰陽師の夫婦に与えられる「双星(そうせい)」の称号を得て、現代の裏側に存在する異世界・禍野(まがの)の化物・ケガレとの戦いに挑んでいく、というストーリー。

27日のイベントに登壇したのは主人公・焔魔堂ろくろ役の花江夏樹、ヒロイン・化野紅緒役の潘めぐみ、ろくろのライバル・石鏡悠斗役の村瀬歩、アニメオリジナルキャラクター、紅緒の式神・きなこ役の福山潤、ろくろの兄貴分・椥辻亮悟役の前野智昭。

ステージではまず、先日公開されたばかりのプロモーションビデオが上映され、会場からは拍手が沸き起こった。村瀬は、2015年12月19日・20日に開催された「ジャンプフェスタ2016」で公開されたPVでは自身が演じる石鏡悠斗が登場していなかっため、今回初めてその姿を見ることができて「とてもうれしい! 格好良かったですよね!」と喜びを隠せない様子だった。

自ら演じるキャラクターについて尋ねられると、花江は「ろくろは基本的におバカなキャラクターなので何を考えているのかがすぐわかります。見ていてかわいいですよね。でも、戦っているときはすごく格好いいので、このギャップが魅力ですね」とコメント。アニメオリジナルキャラクター・きなこを演じる福山は「とてもかわいらしい」とまず見た目に触れ、「アニメオリジナルキャラクターなので、自由にやらせていただいています」と語っていた。

アフレコ現場の雰囲気について、とにかく漢字の読み方が難しくて大変という話題で盛り上がる。普通の読み方で合っている場合でも、陰陽師用語は特殊なため、台本完成後に修正が入ることもあり、柔軟性が求められるとのこと。また、記念撮影時には今回のステージを記念して制作されたという、ろくろの呪装化した右腕を花絵が装着し、迫力ある武器や作品の世界観をアピールしていた。最後に潘が「アニメや原作ともども、みなさんに『双星の陰陽師』を知っていただけるようがんばります。私も紅緒と一緒に成長していきたいです」と意気込みを語った。

なお、3月26日の同ステージでは世界第3位のトラックメーカー・スカニアジャパンとのコラボトラック「双星号」の前で潘と、繭良役の芹澤優が記念撮影をするというシーンもあった。

左から潘めぐみ、芹澤優